どうもトラエンです。
先日読んだ本が面白かったので、紹介します。
タイトルは、「どん底サラリーマンが株式投資で2億円 今息子に教えたいお金と投資の話」です。
このタイトルを見ると、一見「あぁ〜一般サラリーマンが株で一発儲けた話ね。」「いらないいらない!」となるかもしれませんが・・・
そこをグッと堪えて、読んでみました。
そしたら、結構面白かったんですよね。そのため、この本の中のポイントについて紹介します。
ポイントは以下です。
✔︎ 主人公とは?
✔︎ 資産家と労働者とは?
✔︎ サラリーマン投資家が勝つための条件とは?
主人公とは?
この本の作者(主人公)は、54歳で長年投資ブログをやっている「DokGen」さんで、定年を目前に控え、早期リタイアを考えているごく普通のサラリーマンです。
どうせ優秀な人なんでしょと思うかもしれませんが、そんなことはなく、元々は奥さんの浮気が原因で一度離婚し、財産分与の結果、全財産が90万円からスタートしたシングルファザーだったんです。
この辺りで「おっ!」と引き込まれますよね(笑)
資産家と労働者とは?
この主人公が息子に対して居酒屋で「資産家」を目指せという話をしていました。
というのも、先進国の大半が今は「資本主義」なわけであり、資本主義の中で勝ち残るには、「資産家」にならなければお金持ちとして生き残っていけないという構図になっていると説明しています。
まぁ、この話ってよくある話ですが、我々はちゃんと資産家/資本家を目指せているでしょうか??
最近私がやっているのは、事業投資などですが、しっかり資産家を目指して頑張っていかないといけませんね。
ちなみに、この主人公曰く、資産家になるのはとても簡単で、資産家の始まりは、「株を買うこと」だそうです。
まぁ、確かにですが、株を買えば、その人が次の日から「資産家」になれるかと言われると、少し疑問ではありますが・・・
ただ、きっかけとして起算日になるのは、株を買った日からというのは、正しいですよね。
ちなみに、この主人公もサラリーマン投資家として荒波にもまれながら相当苦労されたようです・・・。
サラリーマン投資家が勝つための条件とは?
株式投資について息子には、この特定銘柄を買えという話は一切していないんです。あくまでその心構えを説明していました。
そこで強調していたのが「3S+1」という心構えです。
3S+1とは、
「借金しない」
「スタディ(勉強)する」
「仕事を頑張る」
+「働く伴侶をめとる」
でした。
借金しないというのは、そのままですが、スタディするというのは、資産家として最低のマナーというものです。
これは、私も「合意」ですね。
前に説明した「株を買えば資産家か?」という疑問についてここでしっかり答えてくれていました。
主人公は、株式投資は宝くじを買うのとはワケが違う!当たるか当たらないかを運が100%左右する宝くじを買うのに勉強は不要だが、株式投資には学びが欠かせない!と語っています。
海外のトップ大学を出ていようが、日本の三流大学を出ていようが、誰にとっても1日24時間は平等。
サラリーマンだって孫正義だって、バフェットだって平等。平等に与えられた時間と言う財産をどう活用するかが、ある意味人生を決めている!!
と熱く語っているのは、「大納得」ですね。
確かに、事業投資を行う上で、それが成功するのか?しないのか?自分の仮説があっているのか?間違っているのか?それは下準備をして、その後の結果が仮説と合っていれば、その時の市場とマッチしていたと言う結果になるわけですから。
そう言った下準備(勉強)と結果、こう言ったのは常に重要ですよね。
ちなみに、最後の「働く伴侶をめとる」ですが・・・
まぁ、この主人公の中では共働きをすることで、軍資金が早めに貯まるので、そう言う目線で記載されていますが・・・。
個人的には、別に働かなくても、しっかり家庭を守ってくれる伴侶であればいいと思います。
むしろ、家の事をやってもらえれば、その分自分が働ける時間を確保できるわけですし、そう言う意味ではしっかり家の事をやって働いてくれるので、僕はそれでもいいと思います。
さいごに
結構面白い本でしたので、ぜひ資産家デビューしたい人にはおすすめの本ですね。
この方も、今の資産を築くのに30年以上かかっているわけですから、そう簡単じゃないと言うことは分かると思います。
常に失敗と成功の繰り返しです。
最後の伴侶にと言うのは、一つの成功事例だと思いますが、常に自分の成功(ありたい姿)に対して、「課題」を見つけ、突き進んでいくときに、例えば伴侶の収入をあてにすると言う「外乱」が入り、突き詰めるべき反省点を他人に向けるようなことがあっては成功しないと思います。
常に改善すべき点は「自分」なわけですから。
そこを日々突き詰め「ありたい姿」を目指していきましょう。
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