どうもトラエンです。
今話題のゲームストップについて、その真相とこれがもしかするとあのリーマンショック同様に暴落の引き金いわゆるブラックスワンになる可能性がありますので、個人投資家としても、この真相は理解しておいた方が良いです。
ちなみに、ブラックスワンとは、マーケットにおいて事前に予想できず、その引き金(トリガー)により、起きたときの衝撃が大きい事象の事を「ブラックスワン」と言います。
本記事のポイントは以下の通りです。
✔︎ ゲームストップ事件とは?
✔︎ Redditとは?
✔︎ 今後の展開とは?
ゲームストップとは?
今回のゲームストップ事件の主役の1人である「ゲームストップ」とは、日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカテキサス州に本社を置く世界最大のゲーム小売店です。
上図は、ゲームストップの店舗ですが、日本で例えるなら、GEOとかTSUTAYのようなお店ですね。
アメリカでは昔から親しまれているゲーム販売店なのですが、やはりコロナの影響や最近はオンラインショップ、ストリーミングなどいわゆるネットからゲームもダウンロードして遊ぶという事が主流になりつつありゲームストップ自体が経営に苦戦していたという事があります。
その影響でやはり2013年から2020年まで継続して株価も毎年下がっていました・・・。
最終的に、4ドル/株まで下がっていたんです。
まぁ、仕方ないかと思うと思いますが・・・実はここにはもう一つの闇があったんです。
もう1人の主役Redditとは?
そして、もう一人の今回の事件の主役であるRedditという米国の掲示板型ソーシャルメディアがあるのですが、
このRedditという米国の掲示板で、みんなが親しんできたGameStopに対して、ヘッジファンドが大量の空売りを入れているという事が話題になったんです。
これが先ほど言った闇というやつですね。
そして、米国民は、自分たちが慣れ親しんたGameStopをヘッジファンドから守ろうという事をReddit内で広がり、ロビンフッド証券という手数料無料の証券会社を使い、一気に買いが進んで行きました。
結果として、GameStopの株価は、4ドルから300ドルを超えるまで急上昇しました。
最終的に、Redditユーザは、「ヘッジファンドから勝利した」などというツイートが話題にもなっています。
まさに、ソーシャルネットワーク時代ですよね。
今後の展開
ちなみに、先ほど話ちょっと話に出たロビンフッド証券ですが、実は、3500億円の資金調達を行っています。
ロビンフッド証券というのは、手数料無料にしているので、大量にユーザが増えていますが、ユーザが増えたところで、自分たちの利益にはならないんです。
だって、手数料無料ですからね・・・。
なので、ユーザ自体はお客様ではなく、ヘッジファンドとズブズブの関係なんですよね。
従い、GameStop株などの売買急増で取引決済する人向けに資金調達したと見られています。
という事は、もしかするとGameStop株の急騰などで、資金調達できずロビンフッド証券が倒産した場合・・・
とんでもないブラックスワンになる可能性がありますよね・・・?
このような事件を受け、S&P500も、上昇トレンドが終了し出しています・・・。
なので、まだ可能性ではありますが「ゲームストップ事件」が引き金で、今まで支えてきた個人投資家の買いが一気に下がるため、大暴落の始まりということになる可能性があります。
なので、「ブラックスワン」になるかもしれないと言われているんです・・・。
だからこそ、このニュースは個人投資家として絶対抑えておくべきニュースです。
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