ドイツ銀行経営破綻の足音|ジャスダック投資初心者向け

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どうもトラエンです。

ドイツ銀行がとんでもない状況となっていると何度もこのブログで発言してきましたが、とうとうきましたね。

この記事では、その内容について紹介します。
この記事のポイントは以下です。

ドイツ銀行の実質デフォルトとは?

まず、デフォルトとは、不渡りをだし「債務不履行」に陥る現象のことです。
いわゆる、借金を返せない状況にあることを言います。

企業が決済期日に支払いを行えないということは、企業の信用力に大きな影響力を及ぼしますので、資金繰りが危機的な状況であることは、言うまでもありませんね。

債務不履行となった企業の信用は失墜して経営が厳しくなっていきます。

この状況にドイツ銀行がなったと言うことが報道されていました。

それが以下のニュースです。

以下では、ちょっと小難しいことが記載されていますが、要は、12億5000万ドル(約13兆円)のCoCo債と言う借金の返済を延長すると言うことから実質デフォルトになったと騒がれています。

ドイツ銀行(DBKGn.DE)は、来月末に償還可能になる債券の返済オプションを行使しない方針。新型コロナウイルス感染拡大を背景とする最近の市場の混乱を受けた決定で、他の銀行が追随する可能性がある。

ドイツ銀が返済を見送るのは総額12億5000万ドルのAT1債(その他ティア1債)。AT1債は偶発転換社債(CoCo債)の一種で、銀行が発行する債券としては最もリスクが高い。償還期限がない永久債と同等に扱われるが、償還可能日を迎えれば返済できる。

出典元:ロイター通信

CoCo債とは?

今回ドイツ銀行が返済期限を延長した債券は、CoCo債と言うものです。

このCoCo債券とは、「Contingent Convertible bonds」(=偶発転換社債)と言うものです。(意味がよく分かりませんよね・・・)

CoCo債は、発行体である金融機関の自己資本比率があらかじめ定められた水準を下回った場合などにおいて、元本の一部または全部が削減される、または、強制的に株式に転換されるなどの仕組み(トリガー条項と呼びます)を有する証券です。

つまり、金融機関が危なくなった場合、返済する元本が一部または、全部免除されたり、返済する必要がない株式に転換することができるのです。

そのため、今回その予(あらかじ)め定められていた水準までCoCo債の値段が下がったため、返済期限を延長すると言うことをドイツ銀行が発表しました。

出典元:幻冬社

まぁ、その分CoCo債は、利率が高いように設定されているので、購入する人も多いですよね。

ただ、CoCo債の特徴を伝えた通り、もともと返済元本が一部また、全部免除されたりする特徴のある債券ですので、今回のニュースだけで、ドイツ銀行が実質デフォルトというのは、若干早計な感じがしますね。

日本経済への影響は?

ドイツ銀行というのは、日本で言えば、三菱UFJ銀行くらい大きなドイツのメガバンクです。この銀行が破綻したとなれば、当然金融ショックが発生します。

すると、世界経済は、リーマンショック以上の痛手を被ることは間違いありません。

そして、日本で一番影響を被るのは、「農林中央銀行」です。

「えっ?なぜ農林中金?」という方も多いでしょう。

それは、農林中金は、CLO(Collateralized Loan Obligation)と言う、金融商品を大量に購入しています。

CLOとは、融資を受けにくい低格付けの企業にローンを貸して、元金と利息の支払いを担保に証券化した債券です。(図式化したのは、以下図を参照ください。)

そして、もしドイツ銀行が破綻したとなった場合、経済リセッションの影響で、低格の企業が破綻していきますよね。

すると、農林中金が持っている大量のCLOは、大幅値下がりしていきます。

もし、半額まで値段が下がった場合、農林中央金庫も倒産の危機に陥ります。
詳しくはぜひ、以下記事を参照ください。

農林中金が、破綻すれば、そこに預けている農家の資金も大きく破綻していきますよね。そうなると、日本経済に大きな打撃を与えるのは、間違いありませんよね。

恐ろしいですね。

さいごに

ドイツ銀行の今回の実質デフォルトというのは、少し早まったニュースのように拡散されているようです。

しかし、ドイツ銀行は、損益計算書を見ると、6800億円程度の赤字があることは事実です。

そして、今まで支払っていた13兆円の債券返済を行えなくなったのも、事実ではあります。

この事実から、投資している資金を一部、安全資産に移していくなど、計画をしていく必要がありますね。

私自身も、200万円の資金を溶かす失敗と成功を繰り返し、出た結果として「第一に資金を守ること」が大事なので、ぜひその点を注意して、投資していきましょう。

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