8月の為替市場は、ヨーロッパ市場が夏休みである事から、突如として市場が動くと言われており、稼ぐ事が難しいと言われています。
そんな結果が出せた時と、出せなかった時もありましたので、内容を紹介します。
2019年8月2日 21:46
結果:マイナス51.5pips
106.772円からショートでエントリーしたが、その後ボストン連銀総裁が経済緩和を実施する明らかな説得力のある理由はないとして、一気にリスクオンの形となりました。
2019年8月13日 22:39
結果:マイナス105.5pips
105.2円から急騰し、一時的に持ち合いになった105.5円で下げになると予想し、105.5円からショートでエントリー。
しかし、その後一気に急騰し、106.68円で損切り。
急騰の理由は、米国が、中国からの輸入品の一部に対する関税を12月15日まで延期したと発表し、一気にリスクオフとなり、ドル買いとなった。
2019年8月23日 23:00
結果:プラス109pips
何度も106.6円に今週タッチしては、下げ、タッチしては、下げを繰り返していたため、106.6円でショートでエントリー。
23時ごろ、FRB議長が「経済は望ましい状況であるが、リスクが迫っている」とコメントした事から、リスクオンとなり、円買いとなった。
さらに、トランプ大統領が、中国に対して新たに報復関税を実施すると発言し、合わせて円買いとなった。
勝ちと負けの共通点は?
勝ちと負けの共通点は、すべて米国の市場が活発に動いている時間です。
今回の大勝ち・大負けは、トランプ大統領のツイートやコメントをもとに大きく為替は動きました。そのため、トランプ大統領のツイッターやコメントが発表される20:00~23:00は要注意が必要ですね。
別の記事でも記載しましたが、最近はトランプ大統領ツイッターの時間帯は世界のトレーダーからも注目されているので、以下のようなツイッター上の表は、把握しておくべき指標と時間帯であると言えます。
何を意識しておけば負けを防げたか?
8月は、結果として、上値:106.6~9円, 下値:105円あたりでボックス(レンジ)を形成していた。
1度目のエントリーは、ボックス形成し出したばかりであり、105円〜106.9円のレンジから上のレンジ(107円〜109円)に戻る可能性もあったため、損切りは仕方ないと言える。
しかし、2度目のエントリーは、中途半端な105.5円からショートでエントリーしており、ボックスを意識出来ていないので、防げたミスであると言える。
その点、3度目は、1,2度目のミスをしっかり活かし、ボックス上限の106.6円からショートでエントリーし、100pips以上取る事ができた。
9月の展望
8月後半から9月にかけて、104.68円を下抜けした場合、8月に形成したボックスから次のレンジ(ボックス)になり、なる可能性もある。
しかし、それまでは、トランプ大統領の中国に対する報復関税延期などのツイートにより、ドルの買い戻しの可能性も十分残されているので、104.68円を下抜けするかどうかをしっかり見極める必要があります。
ついつい短期で結果を残すために、ロング(買い)でエントリーしたくなりますが、その場合は、ロスカットを付け、エントリーしていこうと思います。
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