どうもトラエンです。
タイトルで、「おいおい??何を寝ぼけたこと言ってるんだ??」と思われている方も多いと思いますが、この意味を解説していきます。
本記事のポイントは、以下です。
✔︎ 日経平均が過去最高って本当?
✔︎ 株価を複数の目線から見るポイントとは?
日経平均とは?
私の記事を読んでいる方なら知っているとは思いますが、為念説明しておくと、日経平均とは、日本を代表する225銘柄の平均株価で、日本の株式市場の代表的な株価指標の1つです。
この225銘柄は、東京証券取引1部に上場している銘柄のうち225銘柄をもとに算出されたもので、日経新聞がこの225銘柄を選定しています。
日経225の現状とは?
日経225の現状としては、2021/1/8に日経平均株価は、バブル崩壊後の最高値を更新しました。
しかし、それでも過去最高ではありません。
(出典元:https://www.kabutore.biz/)
「オイオイ!」じゃタイトルは嘘かよ?と思われそうですが、
ちょっと待ってください!!
確かに、日経225の円建ては、1989年12月の3万8915円が過去最高額です。その後、バブル崩壊し、失われた30年と言われています・・・。
ただ、以下2つの視点ではどうでしょうか?
✔︎ 東証一部全体
✔︎ ドル建ての日経225
株式時価総額の推移
株式時価総額の推移で見てみると、実は以下の通り、時価総額はバブル最高値を更新しています。
バブル最高値:591兆円
2020年12月:667兆円
東証一部の時価総額だけを見れば、日本の株式市場は既にバブル時点まで回復しているんですね。
ドル建ての日経平均
次にドル建ての日経平均はどうでしょうか?
ドル建て日経平均とは、日経平均をドル円で割った値です。
これは、ドル圏の投資家が日本株に投資する際に参考としている指標なんですが・・・。
(出所 ファイナンシャルスター https://finance-gfp.com/?p=12627)
グラフと見ると、ドル建てでも、日経平均株価の最高値である270.82ドル(1989年12月)とほぼ同等の金額まで2021年1月8日に到達しているんです。
さいごに
東証一部は、投資部門別の株式売買状況というのが見る事ができ、2020年通念で7割以上が外国人投資家となっています。
そして、上場企業全体の株式保有割合では、約3割が外国人投資家であると日本取引所グループが報じています。
という事は、外国人投資家が、どの指標を見るかというと、一目瞭然でドル建ての日経平均を見ていますよね。
という事は、この辺りが大きなレジスタンスになる可能性はありますが、ここを突破すると、一気に、バブル時の日経平均まで駆け上がる可能性もあります。
このように、いろんな視点から物事を見るというのは本当に大事ですよね。
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