みなさん疑問の多かったGo Toキャンペーンについて、なんとも微妙な情報があったので、紹介します。
本記事のポイントは、以下の通りです。
✔︎ 政治とは何か?
✔︎ Go Toキャンペーンが税金の無駄遣いとは?
政治とは何か?
Go To キャンペーンの話なのに、なぜ政治とは?というテーマから入るのか?
という声が聞こえてきそうですが、まぁ、今回あのGo To キャンペーンは、政治にて決められたキャンペーンですので、まずは政治について少し理解を深めておかないといけないですね。
今回のGo To キャンペーンは、新型コロナによって壊滅的な被害を受けた業界に対する救済措置として取られた制度です。
例えば、旅行・飲食・イベント関係者がメインですよね。
もちろん、このキャンペーンは我々の税金を利用した制度なわけですよね。
まぁ、この提案自体は、悪いものでは無いと思います。
というのも、これはマーケティング用語で、「価格弾力性」というのがあるのですが、簡単に言うと、価格が下がればその分需要が3倍くらいのペースで増えるという傾向のものです。
その特性を利用して、半分を政府のお財布から持つ事で、旅行需要を大幅に増やそうとする政策ですね。
まぁ、政府が1.7兆円の旅行代金を補填し、5兆円くらいの旅行需要が生まれれば、その周辺需要が生まれ乗数効果まで考えると12兆円ぐらいまでGDPが増えるだろうと言うふうに、考えられている様です。
ざっくり言っちゃうと、1.7兆円の宣伝効果で、需要を増やして、税金でバックを得ると言う感じでしょうね。
ただ、政治として非常に難しいのは、今瀕死の状態の経済界を救い、将来国民の旅行という楽しみを継続させるという重要な役割と
新型コロナが首都圏から地方に拡散リスクを全員で共有するというリスクを全員で共有するという辛い決断を迫るという事です。
まぁ、短期的に国民が嫌がる事と、長期的な国民の幸せをどういう風に実現していくか、ここが難しいですよね。
その決断をするのが政治なわけです。
例えば、消費税とかも、短期的には、嫌だという声が多いけども、長期的な国民の幸福のために、決断したわけですから、そういう事に今回の事例も似ていると言えば似ていますよね。
ただ、一番やってはいけないのは、途中で方向転換などをして、税金の無駄遣いだけはNGですよね。
Go Toキャンペーンが税金の無駄遣いとは?
今回Go To キャンペーンを政治家としてやるべきと判断したのであれば、本来であれば徹底的にやるべきだったでしょう。
それが最終的に、将来の国民のためになる可能性があるときっと判断した上での決断だったわけですから。
しかし、今回一番NGだったのは・・・
「東京除外」という中途半端な決断ですよね。
これによって、1.7兆円の宣伝効果も半減し、Go To キャンペーンによるGDPもさほど上がらないという結果になるでしょう。
つまり、世間一般に公表する前に自分たちで話し合った結果よりも、野党・世論からの反発が大きく途中で方向修正する結果となったわけですよね。
まさにこれが個人的には最悪な結果だったと思います。
後、むしろこういうことが公表前になぜ気付けなかったのかということも大きな疑問です。
Go To キャンペーンを早めたことも疑問視されていますが、これは、間違いなく「コロナの第二波」が怖く今やらないと、Go To キャンペーン自体が出来なくなるという理由から、早めたという感じでしょうね。
結果として、世論に押し切られ、途中修正し、税金の無駄遣いとなってしまったわけです。
本当、最悪な結果ですね・・・
さいごに
今回の事例で、一番の問題は、今世間に公表しても乗り切れると思ったという与党の感覚と
決めた事に対してちゃんとしたストーリー立てをもとに制作を貫けなかった今の実行力でしょうね。
結果として、中途半端な制作となり、税金を無駄遣いしているわけです・・・。
やはり、自分の身は自分で守らないとダメという事が痛感されますね。
[…] ● Go To キャンペーンで我々の税金が無駄遣いされた? […]
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