不調中のソフトバンクに対してまさかの面白ニュースが入っていました。
本記事では、このソフトバンクについて解説します。
本記事のポイントは以下の通りです。
✔︎ SB20年ぶりの高値更新
✔︎ なぜ高値更新をしたのか?
ソフトバンクが20年ぶりの過去最高高値を更新
最近色々と嫌なニュースが多かったソフトバンクですが、ここに来て、まさかの20年ぶりの高値更新です。
ソフトバンクの株価は、6日続伸で、7/17時点では、6,415円まで伸びてきました。
でも、なぜ?と言う感じですよね。
と言うのも、20年3月期の決算は営業赤字が過去最大となる1兆3,646億円と言うとんでもない赤字を叩き出し、周りから相当叩かれました。
特に、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資能力が疑問視され、株価も下降気味でした。
結果として、株価は2020年3月に約4年ぶりの安値をつけていました。
そこにきての以下図の通り20年ぶりの高値を叩き出しました。
ソフトバンクが20年ぶりの高値更新の理由は?
まぁ、そんなに難しい話ではなく、株価反転のきっかけは、ソフトバンクによる総額2兆5000億円の自社株買いです。
4兆5000億円の資産売却計画を公表し、中国のアリババ・グループ・ホールディングスや国内通信子会社のソフトバンク、米携帯会社のTモバイルUSの一部の保有株を対象に、資産売却していくと言うことです。
しかも、6月の株主総会では、孫氏は、資産売却計画の8割を達成し、残り2割の目処もついたと言うことで、自社株買いの計画が実行されるとよんだ、投資家の買いを呼んでいるわけですね。
あと、微力なポイントとしては、
ソフトバンクGが株式の21.8%を保有する米オンライン住宅保険のレモネードが、7月2日にニューヨーク証券取引所に新規上場し、初値は50.06ドルと公開価格の29ドルを大きく上回って、
7月17日には、85.89ドルまで急上昇しました。
IPOもうまくいき、自社株買いという手法を使って、株価を上昇させたと言うことですね。
さいごに
今後もソフトバンクの株価は好調を続けていくのか?と言うことですが、それはなんとも言えないですね。
と言うのも、今回のソフトバンクの株価上昇の原因は、あくまで自社株買いが根本原因です。
そして、もともと売りになった要因である、ソフトバンクビジョンの問題は、何も解決していないわけですから、今後下げてくる可能性は十分あると思います。
今後の投資スキルアップのために、ぜひなぜ高騰したのか?それが、今後も継続する可能性があるものなのか?その辺りも見極めていきましょう。
[…] ● ソフトバンクがまさかの株価高値を更新|その理由とは? […]
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