ビットコインの価値が徐々に高まっており、ワクワクしてきたトラエンです。
本日のニュースは、交通系ICカードSuicaがデジタル通貨になるのではないか?と思われるニュースがありましたので、紹介します。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ Suicaと金融機関の関係性
✔︎ 今後のビジネススタイル
Suica(スイカ)がデジタル通貨に?
三菱UFJファイナンシャルグループ、三井住友ファイナンシャルグループ、みずほファイナンシャルグループの3大メガバンクとJR東日本などを含む10社程度が
なんと・・・
デジタル通貨や電子マネーの相互運用に向け協議を始めているという事が、日経新聞で発表されていました。
みずほ銀行の「Jコインペイ」や三菱UFJの「coin(通称MUFGコイン)」といった銀行系デジタル通貨が、電子マネー「Suica(スイカ)」と相互利用へ。キャッシュレス決済の裾野を広げます。https://t.co/naoOGbxHSl
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) June 2, 2020
キャッシュレス決済の需要がどんどん高まっているのは事実であり、本当に便利ですよね?
私自身も、買い物に行く時、最近お金は持っておらず、iPhone1つで全てを済ませているくらいです。
こういうインフラ整備が整えば、普通に考えて利用者が増える事は、当たり前ですよね。
そして、各金融機関も自分たちの口座の利用者を増やしたい、拡大したいという狙いがあり、
このインフラ整備と囲い込みの手段(ツール)の1つとしてSuicaが選ばれたという感じですね。
金融機関との提携が進む
例えば、みずほ銀行は、既に地銀と連携しQRコード決済のJコインペインを発行しています。
三菱UFJは、MUFGコインの発行を検討しているところです。
しかし、市場ではPayPayの流通などがめざましく、完全に銀行勢は、このような新興企業から出遅れている感じですよね。
そこで、銀行勢が注目したのが、先ほど言った通り、Suicaというわけです。
現在Suicaは、クレジットカードとの連携は出来ますが、銀行口座とのお金のやり取りが出来ません。
それを出来るようにするために、暗号通貨(仮想通貨)交換のディーカレットが事務局となって、連携に向けた協議会を立ち上げたそうです。
こうなったら、もう仮想通貨なのか、デジタル通貨なのか、法定通貨なので、全く区別がつかないですね(笑)
でも、銀行も生き残りと、次世代の決済手段に向けて、やっと本気で動き出したという感じですね。
そして、その本気度は、この参加者からも伺えますよね。
まぁ、そうそうたるメンツで、今の自分たちの立場を守ろうとしています。
この協議会では、例えば、
『Jコインペイ』の利用者がスイカで支払えるようにするためのプラットフォームを検討するというもののようですね。
今から話し合いが始まるようですが、テーマとしては正直技術的面では大した事ないですよね。
ただ、色々なしがらみや、政治的なものが関わってくるという感じがプンプンしますね。
まぁ、利用者にとっては、今のSuicaを使いながら、みずほ銀行口座から自動で引き落とされていくというふうになれば、利用はしやすいですので、いいんですけどね。
さいごに
この流れから見ても分かる通り、企業は、今まで新規顧客に対して目を向ける事が多かったですが、
いかに既存のお客様に、メリットを提供し、囲い込みを行えるのか?というところに、焦点を当て出している事が分かりますよね。
そうなってくると、今の営業スタイルも既存客に対していかに訴求していくかということをしっかり企業側も目を向けないといけません。
そうでないと、離れていっちゃいますからね。
我々が自分たちで事業を立ち上げるときも一緒で、ずっと新規顧客ばかりに目を向けていても、ダメで現在のお客様にしっかり目を向けてビジネスをやっていく事が重要ですよね。
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