どうもトラエンです。
10月ももう終わりで、次にやってくるのは?そうです米国大統領選挙ですね。
相場の行き先が見えない中、今後相場どうなっていくのか気になるところではありますが、有名アナリストたちもコメントを出してきていますので、簡単に紹介します。
本記事のポイントは以下の通りです。
✔︎ ゴールドマンサックスの予想は?
✔︎ JPモルガンの予想は?
✔︎ 株価争点のポイントは「税率」
ゴールドマンサックスの予想とは?
誰もが知る世界金融の大御所であるゴールドマンサックスも株価の分析をしており結論は、株価下落ですね。
まず、米国大統領選挙は、バイデンの勝利ということを前提に予想を繰り広げていて、バイデンの法人税引き上げがS&P500種企業の利益減少につながることから、株価が下落していくだろうと予想しています。
確かに、バイデンが導入する見通しの企業の国内利益に課される税率は7%から28%に引き上げようとしており、
国外利益には、最低15%の税金をかけようとしています。
鬼の税金回収法案ですよね。
さらにさらに、高所得者を対象に、新たな給与税も設ける予定だそうです。
もともと、今の米国株式市場の急騰は、2017年のトランプ減税が企業にも垂らした利益UPが要因でしたので、まぁ、株価が下がってしまうという考え方は妥当ですよね。
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JPモルガンの予想とは?
もう1つの世界金融の雄であるJPモルガンも予想を展開していました。
JPモルガンも民主党の圧勝ということを前提として、予想が繰り広げられておりますが、ゴールドマンサックスとは異なり、税率引き上げによる影響は、一時的だというのが、JPモルガンの予想です。
理由としては、過去の事例を引き合いに出しています。
税率引き上げは、1987年と2013年にも行われており、株価は一旦下落するものの、その後元の水準まで戻ってきたそうです。
以下Bloombergに掲載されていたグラフですが、確かにS&P500の指標は一時的に下がっているものの、あまり影響はなく、その後上昇していますね。
JPモルガンとしては、現在の低利回りと高い株式リスクプレミアム環境を踏まえると、今回のキャピタルゲイン課税強化があったとしても資産としての株式に対する投資家の姿勢に長期的には、ほとんど影響がないと考えているようですね。
バイデン氏は、確かに、米国製品購入を促すために7000億ドル(約75兆円)の景気浮揚策を打ち出しており、税収だけに特化して見るのではなく、景気対策もちゃんとしているというので、さほど影響は出ないと見ているのでしょうね。
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さいごに
どこの経済誌も、もうバイデン氏が勝つということを前提に話が進んでおり、バイデン氏が買った場合の争点は、やはり「税率引き上げ」ですね。
ただ、さほど大きな影響は出なさそうな気がしますので、個人的には、ポジションはそのまま保有し続ける方向にしようかなと思います。
というのも、一時的な変動はあるものの結局バイデン氏が勝っても、トランプ氏が勝っても、両者とも好材料はありますので、長期的に見れば、株価は上がっていく方向になると思うためです。
ただ、やはり大統領選挙前に多くの予想が出てくると思いますので、この辺りのニュースは要チェックですね。
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