世界大恐慌並みの不況が発生するのか|IMF経済見通し

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経済ニュースを見ながら日々ワクワクしているトラエンです。

本記事では、IMF(国際通貨基金)が発表した経済見通しをもとに、今後の行動をどうすべきかということを記載します。

本記事のポイントは以下です。

✔︎ 世界経済見通しが最悪な数値
✔︎ このニュースをもとにどう対応すべきか?

世界経済見通しがヤバい

国際通貨基金(IMF)は2020年6月24日に最新の世界経済見通しを発表しました。

なんとその結果は・・・

世界全体の成長率 マイナス4.9%
(4月時点 マイナス3.0%)

新型コロナ感染拡大に伴う各国の経済損失がやっぱり想定以上に深刻化しているため、こういう結果になったんですね。

しかし、何よりも注目すべきかは、このマイナス4.9%という数値です。

というのも過去にもマイナス成長はありましたが、ここまでの数値は、なかなかありません。

以下図(出典元:日経新聞)を見てもらえれば、分かりますが、過去20年間でもマイナス成長が発表されたのは、リーマンショックの時のみです。

新型コロナ:感染第2波なら21年ゼロ成長 IMF世界経済予測: 日本経済新聞

しかも、リーマンショックの時でさえ、世界経済の見通しは、マイナス0.9%ですよ・・・。

ここから分かる通り、マイナス4.9%という数値がとんでもない数値である事が分かりますよね。

ちなみに・・・

過去の経済見通しの結果は以下の通りです。

世界大恐慌 マイナス12.9%
第二次世界大戦直後 マイナス11.6%

まぁ、この頃よりもマシですが・・・

この頃は、まさにハイパーインフレが発生し、札束が紙屑同然になっていた時期でもあります。

貨幣で遊ぶ子ども

こんなの教科書でしか見ない世界ですよね・・・。

この写真は、ドイツのハイパーインフレの様子ですが、ドイツが資金調達のために国債を大量発行し、

市場にお金がなくなり、需要が多いにもかかわらず、資金がないので、モノが生産されず、供給が全くできない状況が続いたのでしょう。

結果、貨幣の信用度は激減し、こういうハイパーインフレが発生しています。

これは時代背景として戦争などもあり、無作為に紙幣を刷った事が原因なので、今はこの様な事はないですが、「経済見通し」という指標だけを見ると、これに近い数値がIMFから発表されている事は理解しておく必要がありますね。

さいごに

いや〜非常に暗いニュースですね・・・。

しかし、1つ明るいニュースがあるとすれば、こういう世間のニュースで「もう終わった」「最悪の景気状態」などのニュースが出ている時、

結構億万長者が出ているとも言われています。

まぁ、世間が今最高ですという時が、バブルで、終わったという時が、底入れという考えがあるので、こういうところは、しっかりニュースで読み取っていきたいですよね。

それがもう少ししたら来るのか?

この辺りも注目ポイントですよね。

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