かなり衝撃のニュースが米疫病対策センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)から発表されていましたので、紹介します。
米国インフルエンザが新型コロナ?
米国のコロナウイルス感染者数は、2月14日時点で、443人検査し、15人が陽性反応でした。
この検査対象は、以下2つの条件を両者とも満たす人たちでした。
・中国への旅行者、旅行者との濃厚接触者
・発熱もしくは呼吸器症状がある人
しかし、「新型コロナはウイルスに感染しても向き症状器がある」、「無症状感染者でも感染力がある」と判明しつつある為、CDCセンター長は、以下の通り発表しました。
「ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ニューヨークの5大都市における公衆衛生検査機関で、既存のインフルエンザ監視システムと協力して、インフルエンザに似た症状を示した患者に対しても、新型コロナ検査を開始する」
ちなみに、米国で今猛威を振るっているインフルエンザの患者数と死者は以下の通りです。
・患者数:2600万人以上
・死者:約14,000人
かなり猛威を振るっており、インフルエンザと思われていましたが、もしかしてインフルエンザ患者の中にコロナウイルス患者が含まれている可能性が出てきました。
その理由は、米国は、日本のような皆保険制度ではないため、医療機関の受診には高い費用が必要となります。
風邪で外来を受診するとなんと5万円レベルが自己負担として一般的です。
一般家庭にとってかなり高額医療となる為、簡単な風邪の場合、病院に行かず自己判断でインフルエンザと判断し、学校・職場を休むケースがかなり多いようです。
しかし、医療従事者のコメントでは、初期症状でインフルエンザと新型コロナの区別はかなり難しいということです。
さらに、アメリカで使われているインフルエンザの迅速検査キットは、正確性限度があり、新型コロナとインフルエンザを判断することは難しいと言われています。
しかも、ほとんどの米国国民は、その簡易検査すら行っていないということで、この死者14,000人の中にどの程度新型コロナ感染者が潜んでいるか、分かりません。
日本の市中感染者も実は米国から?
もし、この14,000人の死者の中に新型コロナ感染者が発見された場合、国内で市中感染として言われていた患者は、実はアメリカからの感染の可能性が出てきます。
というのも、「ダイヤモンドプリンセスの停泊」や「中国航路の減便」などの対策を日本としてとってきましたが、これは「対中国の水際対策」です。
もし、米国で広範囲に感染が確認されていた場合、話が変わってきます。
実際に日本には、中国とは無関係な感染ルートが散見されていますので、それが実はアメリカからの感染となった場合、とんでもない事態になりそうです。
経済に与える影響は?
2/17日時点で日経平均やダウ平均、ドル円は、一時リスクオフの動きを見せていましたが、その動きは限定的でした。
しかし、CDCの発表により、もしアメリカが感染源の可能性であると発表された場合、リスクオフの動きは強まっていくでしょう。
その点、しっかり頭に入れて投資に臨んでいく必要があります。
[…] ● アメリカが実はコロナウイルス患者を隠蔽? […]
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