韓国経済が危機的状況である事は、以前から私の記事でも警笛を鳴らしてきましたが、まさに土俵際となっている事がわかりました。
その事について、分析します。
韓国経済が予想よりも大幅減
韓国のトップ企業の7~9月期の業績が軒並市場予想を裏切る大不振となりました。
韓国の金融情報会社FNガイドの統計によると、7~9が月の業績を発表した企業39社のうち15社が予想を下回りました。
特に現代(ヒュンダイ)自動車の営業利益は、市場予想の29%も下回る結果でした。
その他にも、LG商事、サムスン物産、NH投資証券の営業利益も、10~20%下回る結果です。
韓国内の報道各社も厳しい現実を伝え、以下のように報道しています。
朝鮮日報「予想外の業績悪化」
韓国経済新聞「業績屈辱」
ここから分かる通り、韓国経済は、専門家の予想以上に冷え込んでいる事がわかります。
韓国マクロ経済の専門家たちも危機を予想・・・
韓国のマクロ経済の専門家に30人に対して、韓国経済誌が緊急調査を行なった結果、専門家の半数が、以下の通り回答していました。
1年以内にリーマン・ショック級の大型危機が起こるかもしれない。
この中の回答状況は以下の通りです。
50%:「早ければ今年下期、遅くとも来年に危機が来る。」
50%:「危機は来ない。」
全員:「韓国経済が低迷している。」
今年中から来年には、危機が来ると予想している専門家は半々のようですが、全員が韓国経済が低迷していると感じている事がわかりますね。
また、
さいごに
韓国の経済を支えているのは、今回業績悪化の発表があった主要企業と半導体事業です。
特に半導体は、韓国GDPの37%の輸出産業のうち20%を半導体事業で支えています。
しかし、半導体を製作するために必要なフッ化水素の輸入は、GSOMIA破棄や、ホワイト国からの除外が影響し、日本からの輸入が前年同月比で99.4%減となっています。
そして、GSOMIA破棄の期限となる11月23日あたりに、フッ化水素の在庫が切れるため、半導体が製作できない状況になりつつあります。
もちろん、日本以外からの輸入に頼れば良いのですが、もともとホワイト国除外の理由が、北朝鮮への密輸が影響しているので、他国からの輸入もそんな簡単にいかないようです。
従い、GSOMIAが破棄された場合、韓国企業の業績は、さらに落ち込む可能性が大きく、このGSOMIAの動きには、要注意が必要です。
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