社会人や学生が英語学習をするために、日々努力されている方も多いと思います。
私もその一人です。
そんな中、なかなか成績が伸びず、なぜだろうと思っている方も多いと思いますので、少しでも役に立てばとどの様にして成績が伸びたかここで紹介したいと思います。
目次
まず、社会人にとって最初に突破しなければならないハードルというのは、
600点!
次に
730点!
といったレベルでしょう。社会人としての必要レベルに到達するための勉強ノウハウを公開します!
TOEICの600点超え勉強法 公開!
TOEICを受験し始めた社会人や大学生が最初の目標として設定したい600点くらいかと思います。
私も最初は、そうでした!!(その当時の私はTOEIC400点ギリギリ突破くらいでした)
最近のTOEIC平均点は580点程度であり、ちょうど良い点数であり、企業としてもその辺の点数はクリアして欲しいと思う点数です。
そこで、まず600点を突破する前に、TOEICという試験を知る必要があります。
TOEIC受験者でよく聞く声は、「受験したが、時間が足りない!!」という声です。
これは、受験者なら皆さん分かるでしょうが、本当です!!
後半10問、15問が塗り絵になるというのは、よく聞く話です。
それを理解した上で、600点突破のための勉強法を紹介します。
600点突破 勉強法(1):基礎を固める!
600点というのは、平均英文法と英単語の習得と短文を繰り返し聞いて英語の音に慣れ、
「読む」「聴く」
の基本的能力を養うことで突破可能です。
リスニングならパート1、2、リーディングならパート5といった比較的簡単なパートを確実に正解できる必要があります。
初心者には難解な会話の応酬や長文読解問題に太刀打ちできなくても、600点に届く可能性です!!
準備期間はレベルによって異なりますが大学受験で英語を学んだ人であれば、すぐに突破できるはずです。
600点突破 勉強法(2) :目標正解数を把握する
自力で解くのは、5割で十分です。
600点を取るには、全問のうち62~63%を正解する必要があります。大変そうに聞こえますが、約4割の問題は捨てられると考えれば気持ちも楽になるのではないでしょうか?
冒頭に記載した通り、TOEICは時間との勝負です!分からない問題に時間をとられて分かる問題を解けないとそれこそ、点数は上がりません。
そのため、自力で50問を正解すれば、分からない50問を勘で10〜12問は正解できれば、600点の目標圏内に届きます!!
600点突破 勉強法(3):単語を覚える
記事よっては、単語を覚えなくても英語をマスターできるという記事もありますが、確かに、会話の中では分からない単語が出てきても、その会話の中でその単語の意味を聞いて、単語の意味を把握し、会話は続いていきます。
ただ、試験はそう言う訳にはいきません!!
そのため、単語をマスターすることは重要です。
例えば、何かスポーツの試合に行くのに、相手の対戦選手の情報を把握してから試合に臨むのと、全く知らないで臨むのでは、断然情報を把握している方が有利ですよね!?
英語も同じです。
TOEICの試験では、以下程度の英単語を習得しておくとTOEIC全体の英文を把握できると言われています。
630語マスター 試験の約7割把握可能
1000語マスター 試験の約9割把握可能
受験で英語が得意だったとしても、数年のブランクがあるとやはり、人間の脳の構造上忘れてしまう可能性も高いです。
またTOEICには社会に出て初めて使うような表現も多いですので、心機一転、必要な英単語を覚え直す事をお勧めします。
また、単語を覚える重要ポイントのもう一つとして、TOEICテストの半分はリスニングなので、単語は音、意味、使い方の3つをセットにして覚えておく事をお勧めします。
600点突破 勉強法(4):短文を聞き取る
TOEICのテストは半分がリスニングです。今までのセンター試験等での受験はリスニングもありますが、(私の頃はなかったですが・・・)大半がリーディングの試験だったと思います。
従い、リスニング力を鍛える事は最重要ポイントです。
上記理由より、まず以下の点数を目標に勉強をする事をお勧めします!!
リスニング350点 リーディング250点 総合600点!
TOEICのテストはリスニングとリーディングともに495点満点ですが、600点の内訳が、両方300点という人はごく少数です。
多くの方は、リスニングで350点、リーディングで250点前後と言うのが一般的です。
リスニングのほうが話し言葉で若干簡単なため、実はスコアが取りやすいんです!!
ただ、日本の英語教育上、リスニングに慣れていない人が多いため、まずは短文を正確に聴き取る練習から始めよる事を強くお勧めします!!
効果的な方法が、英文を聞いたら一旦止め、覚えた英文を書き取るディクテーションです。
文を書くことによって、英文が聞き取れているかどうかを確認できる。しかし書くのは手間がかかるので、慣れてきたら、英文を聞いた後に音を一旦止め、覚えた英文を復唱するリッスン&リピートへ移行していく事が良いと思います。
最終的に話す基礎力が自然と身につくメリットもありますので、腐らず続けましょう!!
600点突破 勉強法(5):文法を理解する
TOEICの点数を上げる近道は、まずリスニングを把握する事ですが、やはりリーディグも大事です!!
そのため、パート5(短文問題)に出てくる文章構造を把握しましょう。
確かに、リスニングよりもリーディングセクションは難しいです。なかでもパート6の長文穴埋め問題、パート7の長文読解問題は、初心者では歯が立たないことも多いです。
そこで一番解きやすいパート5の短文穴埋め問題に力を注ぎたい。鍵を握るのが、英文法です!!
実は、TOEICに出てくる英文法問題は、出題パターンが限られているので、法則さえ押さえておけば大体の問題は解けます。そのため、短期のスコアアップも期待できます。
英文法に特化した参考書で基本パターンを習得した後は、もうひとつ上のステージへ上がれます。
ここで言う、短文とは、S(主語)+V(述語)+α。どんなに長くても、S+V+α+接続詞+S+V+αの2文のことです。目指すのは、問題文を意味のかたまりごとに分けられる英語力を身につけることです。
これが、スムーズに出来れば、解答スピードの向上にもつながります!!
TOEICの730点超え 勉強法公開!
社会人として仕事で英語を使うのであれば730点は超えたいと思う方も多いと思います。
実は、TOEICで730点以上を取るのは、受験者全体の約20%です。
これは、まさに英語上級者ですね。
自力(勘なし)の場合、600点ではリスニング7割・リーディング5割の正答率が求められますが、730点ではリスニング8割・リーディング7割が必要といわれています。
言い換えると、試験のテクニックを身につければ600点までは到達できますが、730点を取るには英語力を高める必要があります。
ただし600点を取れるのであれば基礎力がかなりある事は間違いありません。そのため、600点突破から期間をあけず、集中して勉強すれば、すぐに730点レベルまで到達できると思います!!
具体的言うと、リスニングの会話問題、説明文問題(パート3、4)、リーディングの長文穴埋め問題、読解問題(パート6、7)に着手し、模試1セット(200問)を演習・復習すればかなりの力がつきます。
730点突破 勉強法(1):時間配分を決める!
最初に記載した通り、TOEICは時間との勝負です。そのため、解ける問題をできるだけ早く解く事が重要です。
目標600点では、解ける問題にまず集中すればよかったのですが、730点を目指すには難問とも向き合う必要があります。
そのためには、解ける問題は早く解き、浮いた時間を難問につぎ込む必要があります。(まぁ当たり前ですが(笑))
よって、リーディングは自分の実力からパート5、6、7をどれくらいの時間で解くか、あらかじめ決めておく事が重要です。
実際何問も問題を解いていくと、時間に余裕があるのかないのか、本当に分からなくなります。
時間を有効活用するために、正確な文法・語彙の知識が要求されるパート5は、瞬時に回答する事が必要です。実は、パート5の問題は、わからないといくら考えても解けないことが多いです。一方、パート7は難しくても正解の根拠が本文に書いてあるので、時間を使って考えれば正解を導けることも多いです。
従い、パート5は早く、パート7に時間を割く意識を。
730点突破 勉強法(2):先読みに慣れる!
リスニング問題を解くときの重要なポイントとして状況を把握し、5W1Hを確認して処理すると言う事があります。
これは、ある程度の英語力が必要となりますが、それとは別のテクニックとして設問を前読みしておくと言う事が非常に重要になります。
会話や長文を聞きながら設問を解いていくパート3、4では、なんの背景も知らずに会話や長文を聞いても内容をとらえるのが難しい事が多いです。
それを避ける方法のひとつが、音声が流れる前に設問と選択肢を読んでおく「先読み」です!!
設問(問題文)というのは基本的に、5W1Hの疑問文しかありません。従い、誰が、なぜ、どうやって……と問われることの概要が事前にわかっていれば流れる音声の内容を“待ち伏せ”できるので、該当するキーワードを探しやすくなります。
これは本当に重要なポイントです!!
また具体的な場所が明示されていなくても、設問中に「ticket」「boarding pass」「flight」「gate」などの単語が出てきたら、空港という設定であると想像できる。
これらの単語から背景をイメージできれば、よりリスニングに集中でき、正答率が上がります!!
730点突破 勉強法(3):リスニングを強化する
リスニングを強化するには、オーバーラッピング&シャドーイングというのが必要となります!!
ディクテーション(読み上げた英文を書き取ること)、リッスン&リピートでリスニングの基礎を固めたら、さらにその上級編として試したいのが、耳に入ってきた文章を同じ速さのまま口にしてみる「オーバーラッピング」です!!
まず音声を聴きながら、同時に声に出してみます。言えなかったら文章を見ながら何回か口にしてみる。そこで言えたら、文章の補助輪を外し、音だけの情報を頼りに発話してみましょう。
この勉強法はリスニグ力を向上させるのに、とても重要ですので、実例を右記記事で紹介しています。ぜひ一度読んでみてください(クリック)
このオーバーラッピングがこなせるようになったら、音声を聞いて0.5秒ほど遅らせてしゃべるシャドーイングをする事をお勧めします!!
声に出している間も耳に入ってくる音声を覚える必要があり、なかなか簡単にはできません。
なぜこのような練習をするかといえば、質問を聞いた後に選択肢の音声を聞いていると、最初の質問を忘れてしまうことがあるからです。
今確かに!と思った方も多いのではないでしょうか?私もその一人だったからよく分かります!
ただ、シャドーイングによって、短期記憶能力を鍛える事で、この頻度を減らす事ができます。
730点突破 勉強法(3):パート7を徹底対策
新形式になって設問が増えたパート7では、リーディングの100問中、半分以上の54問が読解問題になったので、対応を怠るわけにはいきません!
新形式ではチャットの問題が出ます。これに限らず、Eメール、案内文、説明書、レシート、申込書など、日常生活やビジネスシーンに即した文章が頻出されます。
問題集や模試を中心に、ビジネス文書などを多読する事で、長文になれる事をお勧めします。
同様にパート6の長文穴埋め問題も設問が増加しており、空欄に文章を挿入する問題も登場しています。
この様な問題は、本文を読みこんで、文脈をしっかりとらえる必要があります。そのためには早く、そのうえで理解しながら英文を読みきる必要があります。
その対策として、少しずつでもいいので、毎日英文を読むトレーニングを重ねていく地道な努力が必要です。
さいごに
やはり最後は、自分自身で絶対目標点数を突破したいという気持ちが一番重要になってきます。
私もまだまだですが、きっとこの記事を読んでいる向上心の高い皆さんなら目標点数突破できる事は間違いないでしょう!!
一緒に頑張りましょう。
最後まで購読いただきありがとうございました。
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