2017年9月現在において、仮想通貨(正式:暗号通貨)市場は、以下のチャートを見ていただければ分かる通り、日に日に価値を伸ばしています。
もちろん、まだまだ成長中の市場であるため、短期的に見ると価値の急騰、暴落というのはありますが、
それを繰り返しながら、価値が高騰している事が分かります。
出典元:https://coinmarketcap.com/charts/
そんな中、2000年代以降に経済発展を遂げている5カ国の総称であるBRICS(Brazil, Russia, India, China, South Africa)が、独自の仮想通貨(正式:暗号通貨)の製作に対して協議中というニュースが出ていました。
これにより、仮想通貨市場で上位の通貨にも注目が集まり、価値を高騰させる可能性を秘めているかと思います。
目次
BRICSが独自の仮想通貨を検討中?!
2017年9月4日に新興5カ国であるブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが首脳会議を中国福建省アモイで開始しています。
メイントピックは北朝鮮の脅威に関する内容や、互いの外交に関する内容でしょう。
そんな中、以下Twitterの様にBRICS独自の暗号通貨を検討するというニュースがTwitter上で次々と発信されています。
BRICS countries considering own cryptocurrency as settlement mechanism https://t.co/HejLub4g2R pic.twitter.com/jL6fNiSIus
— Lifeboat Foundation (@LifeboatHQ) September 4, 2017
このタイミングから考慮し、おそらくBRICSの中の1つのトピックとして協議されたものの様です。
ロシアがBRICS独自の仮装通貨を主導!?
BRICS独自の仮装通貨(正式:暗号通貨)について、誰が主導で話を持ちかけたのか?
という疑問から経緯を調べて見ると、やはりロシアの様です!!
というのも、ロシア直接投資基金(Russia Direct Invest Fund)のトップであるKirill Dmitriev氏は、以下のとおりRIA Novostiのジャーナリストに対して語っています。
BRICS独自の仮想通貨(正式:暗号通貨)を設立することで、3年以内で4倍以上価値を高められるだろう。
また、BRICS首脳会議の中で、新たな決済手段となる可能性について、協議すると考えている。
おそらく、ロシアとしても、ロシアルーブル【ロシア法定通貨単位】に対して、一抹の不安を抱えているため、
対策案の1つとして、この仮想通貨(正式:暗号通貨)を検討していると推測します。
さいごに
BRICS首脳会議でいきなり、ロシアの仮想通貨(正式:暗号通貨)市場への本気度が垣間見得ました。
2017年8月31日には、ロシア政府指定の銀行(VEB)が市場第2位のイーサリアムと業務提携の契約締結を完了しました。【ニュース詳細:リンク】
それに続く、ビックニュースです。
ただ、他国にとっても、そんな悪い話ではないかもしれません!
BRICSの1つである南アフリカ共和国は、海外送金手数料を低減させるために、ビットコインの使用を国として推奨しています。【ニュース詳細:リンク】
さらには、BRICSの他の国々でもすでに、若者を中心に仮想通貨(正式:暗号通貨)が流通していることは、周知の事実です。
上記内容から、市場を明確にし、互いにメリットのある通貨を生成するという意味では、良い提案かもしれません。
もちろん、税金の面などに関しては、まだまだ内容を詰めていく必要があるのは事実でしょう。
また、この話を持ちかけたのは、イーサリアムの開発者であるVitalik氏の出身であるロシアです。
従い、ロシア主導で話が進めば、イーサリアムベースの新しい仮想通貨(正式:暗号通貨)になる可能性もあります。
すると、自ずとイーサリアムの価値も高騰する可能性もあると思います。
そういった意味で、とても興味深いニュースだったと思います。
最後までお付き合頂き、ありがとうございました。
補足:仮想通貨の価値推移に関するニュース
仮想通貨(正式:暗号通貨)の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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