ビットコインの長期チャートについて、何となく、伸びるだろうという希望的観測を持っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
私もその一人です!!
ただ、普及する側としては、メディアへの露出を増やしたり、興味づけを行ったり色々な手法で、普及活動を行っているかと思います。
ここでは、そんな普及活動の1つとして、大学教育へ仮想通貨教育を導入するという情報がありましたので、ここでは紹介します。
目次
仮想通貨ビットコインの教育!!
ビットコインの人気が急騰することで、ビジネスシーンを含め多くの分野で、ブロックチェーンの魅力について、徐々に浸透してきています。
もし、ブロックチェーンの基礎について、不安がある方は、以下リンクをクリックして読んでみてください。
【リンク:ブロックチェーンとは??】
このブロックチェーンの技術は、ビジネスへの展開や、セキュリティ管理、財産管理にとても有効な技術として注目されています。
同時に、ビットコインやブロックチェーンの技術の成長により、専門家も、よりビットコインやブロックチェーンに対して注目しています。
国連のボードメンバーでさえも、国際援助のためにブロックチェーンを利用しようという動きを見せているくらいです。
実はこの動きは、ここ最近の動きではなく、3年くらい前から継続してありました。
上記の様に注目度が上がる事で、大学教育のカリキュラムの1つに、ブロックチェーンの教育が、2014年に導入され始めました。
大学教育の概要については、次章を参照ください。
大学教育に仮想通貨教育を導入!?
仮想通貨の教育をカリキュラムに初めて導入した大学として知られる
Nicosia大学は、
ヨーロッパのキプロス共和国で一番大きくな大学で、ブロックチェーン等の技術的な内容やビットコインを中心とした仮想通貨の経済市場を含めたカリキュラムを実施しています。
この大学では、仮想通貨市場に対して大きな期待をいただき、2014年の春からカリキュラムに導入しました。
さらに、大学としては異例の授業料の支払いに対してもビットコインを導入したことでも知られています。
この影響によりヨーロッパでは、 その後、Edinburgh Univ、Stanford Univ等で仮想通貨の歴史や技術についてのカリキュラムが加えられており、大学での仮想通貨(正式:暗号通貨)の教育が広がっています。
ロシアでも仮想通貨(暗号通貨)のリスク教育を実施予定
現在のロシアは世界第3位の産油国です。
しかし、シェールガスやOPECによる減産処置の影響により、経済状況は良い状況ではありません。
従い、次なる打ち手の一つとして、仮想通貨(正式:暗号通貨)に対する教育に国として力を入れていこうとしているようです。
その裏付けとして、ロシアの財務大臣であるアントニ・シルノアフ大臣はRossiya24チャンネルのテレビインタビューで、以下のとおり語っています。
今後ロシア政府として、一般市民に対する仮想通貨(正式:暗号通貨)の教育を実施していく予定である。
特に、それら仮想通貨に投資する際の潜在的な危険性についての教育を重視していく。
仮想通貨のリスク教育の理由は?
財務大臣は、仮想通貨等の新規勧誘される商品に関し、リスクが高いことを重々承知しているため、
まず国民に対して、規制されていない金融商品への危険性の説明がまずは当面の課題となると感じているようです。
この教育のために、ロシアは世界銀行と経済協力開発機構(OECD)と提携し金融リテラシー(読み書き)と教育のためにロシア信託基金というものを立ち上げたようです。
ただ、財務大臣は、あくまでこれは大きな戦略の一部であるとも語っているため、このような発言からも、ロシアの本気度が伺えると思います。
この様にどの国も、教育の重要性がわかっているからこそ、早めに教育カリキュラムを整え、暗号通貨に関する教育を浸透させる動きを見せています。
素晴らしいですね!
ビットコインへのチャートの影響は??
情報化社会いわゆる、第3次産業革命のIT革命がはじまったとき、日本の大学でも情報工学部や電気電子情報工学部という新学部が多くの大学で設立され始めました。
ちなみに、今はいくつかの大学で、人工知能等の基礎研究を始めるために、人工知能に類似した学部を設立しようとしています。
これから分かるように、
世間のトレンドに合わせた基礎研究をするために、大学側は新学部やカリキュラムを組んでいくわけです。
従い、仮想通貨のカリキュラムを導入したヨーロッパでは、今仮想通貨に関する教育が、トレンドになりつつあるということです。
ということは、この様な講義を受けた学生が、仮想通貨に関する抵抗があるでしょうか?
ビットコインや仮想通貨の技術について基礎からみっちり学んで、セキュリティや利用性、ビジネス展開への可能性を理解すれば、怪しいと思う生徒よりも、可能性の大きさを感じる生徒の方が大きいのではないでしょうか?
その様な生徒たちが、社会に出て行けば、ビットコインをはじめとする仮想通貨が一気に広がりを見せる可能性は大きいと私は思います。
むしろ今までの古い考えに関し、えっ??まだそんな事しているんですか?と疑問に思う社会人が多くなってくるかもしれません。
さいごに
今回の記事で、日本での普及は、メディアが悪い面を少し前面に露出している様な気がしますが、ヨーロッパはすでに基礎教育からしっかり固めようとしています。
おそらくこの1つの要因として、日本人がリスクアセスメントをしっかりするという文化からメディアの発信の仕方がリスク中心になっていると思います。
私も物作りをする際に、もしこれが壊れた場合のリスクというのを、つい考えてしまいます。
ただ、欧米の方々のマインドは少し異なり、新しいものを早く取り入れるというマインドなのです。
一緒に作業をしているアメリカ人の方々も、新しい製品が出れば、俺のプロジェクトで使ってやる!!
という積極的な意見がありますが、リスクに関しての検討は少し乏しいケースもたまにあります。
ただ、しっかり基礎教育された方々は、その辺のリスクに関しても検討することができるはずです。
また、教育がしっかりしているからこそ、しっかり考え、新技術をビジネスに展開できるのではないかと思います。
こう考えると、基礎教育が広がるにつれ、指数関数的に仮想通貨の可能性が広がっていくと私は感じました。
おそらく、ヨーロッパの方々は、その基礎教育の重要性に着目し、先手を打ったのではないでしょうか?
素晴らしいですね。
最後まで購読ありがとうございました。
補足:ビットコインの価値推移に関するニュース
ビットコインの価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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