リップルの相場が急騰か??Alibabaがリップルを使う??

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2018年の顔になる可能性のあるリップルですが、高騰に関して多くの噂が流れています。

今回は、最近ツイッター上で流れているリップルとAlibabaの情報について、紹介します。

目次

リップルの相場が急騰か??
Alibabaがリップルを採用??

中国のグーグルとも言われている巨大企業であるアリババですが、ツイッター上でアリババがリップルを採用するのではないか?という噂が流れていました。

アリババは、オンラインマーケットや電子商取引サイト、オンライン決済などを手がける中国の大企業であり、

ネットワークビジネスにおいて、非常に強みのある企業の1つです。

特に最近よく日本でも耳にするAlipayはオンライン決済が出来、非常に便宜が良いという事で、中国人観光者向けに日本の多くの店舗でも導入されています。

従い、もしアリババがリップルを採用するとなった場合の影響度はかなり大きいのではないでしょうか。

Alibabaがリップルを採用情報の信憑性は??

Alibabaがリップルを採用するのではないか?という情報が日本語でも拡散されていますが、

原文を確認しましたが、信憑性(しんぴょうせい)は、

あまり高くありません。

というのも、あくまで原文を投稿した方の推論であり、ある筋から情報を取ってきたという情報ではありませんでした。

原文の推論のロジックを説明すると、概要は以下のとおりです。

  1. Alibabaは、電子商取引の市場を牛耳るために、企業の買収等を検討している。
  2. Alibabaは、世界的な送金企業であり、米国に本社を置くMoneyGramを買収しようとしたが、米国政府に阻止された。
  3. 世界的な送金企業のうち3社はすでに、リップルを採用している。
  4. 現在多数の企業がリップルを採用しようとしており、中国で有名なSNSであるWeChatの決済システムもリップルのソフトウェアを使ったソフトウェアで動作している。
  5. 1~4の理由プラス政治的な理由(リップル社とAlibabaの人事的な関係性)からAlibabaがリップルを採用する可能性が高い。

※ 上記ロジックは、概要のみを記載していますので、詳細は、以下原文を一読ください。
https://ripplenews.tech/2018/01/09/alibaba-going-use-ripple-tech-soon/

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キャピタルベンチャーにリップル社がなる??

リップル社は、2018年1月16日に、米国に本社を置くデータストレージ企業のOMNI社に対して約2500万ドル(約27億円)相当のリップル(XRP)を投資することを発表していました。


OMNI社は、現在使用していない個人のモノの貸し借りをスムーズにするためのプラットフォームを提供するベンチャー企業で、

この支払いにリップル(XRP)を使用できるようにするということを計画しているようです。

以下動画は、英語ですが、OMNI社がどの様な事をやりたいと思っているのか、絵だけでわかると思います。

https://player.vimeo.com/external/239506133.hd.mp4?s=62581092a6c9ac7d291324caa2946d3921664c9f&profile_id=175

リップル社がBtoBからCtoCへ乗り込む??

BtoB(Business to Business)とは、ビジネス(企業)からビジネス(企業)への商流を表しており、

CtoC(Consumer to Consumer)とは、消費者から消費者間の商流を表しています。

CtoCの代表格といえば、皆さんも良くご存知な「メルカリ」などが代表格ではないでしょうか。

今までリップル社は、基本的に金融機関から金融機関への送金問題解決のためのソリューション(解決策)として適用されていましたが、

ここに来て、CtoCに参入するという少し驚きもあります。

しかしこれは、リップルの会長であるクリス・ラーセン氏と最高技術責任者であるステファン・トーマス氏の決断により、ベンチャー企業であるOMNI社へ投資を行なった様です。

この投資に関して、ステファン・トーマス氏のコメントが以下の通りです。

この投資は、私達のビジョンをグローバルなものにするためのもう一つのステップとなります。

オムニは物理的な物をある人から別の人にスムーズに動かす方法を作り出しています。多くの点で、これはリップルが行っている世界的なお金のやりとり、つまりはお金を情報と同じくらい素早くかつスムーズに動かすということに非常によく似ています。

This funding is another step we’re taking to make our vision a global reality.

Omni is creating a way to move physical goods frictionlessly from one person to another. In many ways, it’s similar to what we’re doing at Ripple for global money transfers, where we want money to move as fast – and frictionlessly – as information,

OMNI社への出資によるリップルの影響は??

今回リップル社としてOMNI社へ投資する形であり、いわゆるベンチャーキャピタルとして投資していることになります。

通常企業は、資金の融資を受ける際は、銀行から融資を受ける事が一般的ではありますが、

この様にベンチャーキャピタルから融資を受ける(投資してもらう)際のメリットとして、銀行よりも低い金利で借り入れができる事が多いです。

ただ、今回の場合、リップル社の代表が直々に決定したということは、ベンチャーキャピタルによる投資のもう1つの側面が大きく影響する可能性が高いのではないでしょうか。

それは、経営への口出しです。

銀行からの融資の場合は、あまり経営への口出しというのは、ないと言われていますが、

キャピタルベンチャーの場合は、低い金利で投資している分、利益を追求する必要があり、経営への口出しをする事が多いと言われています。

また、さらなる経営への参画のために、株の譲渡や発行を求められるケースも多いです。

従い、リップル社の今回の投資は、OMNI社の現在のCtoCのビジネスモデルのアイディアの素晴らしさに共感したため、

そのアイディアを活かしつつ、リップル(XRP)をBtoBだけでなくCtoCへの市場に普及させるための足がかりと考えているのではないでしょうか。

最終的には、OMNI社は、リップルの傘下になる可能性もありますね。

いずれにせよ、OMNI社がリップルに傘下にしてもしなくても、

今回のビジネスモデルでOMNI社がアメリカ版のメルカリに急成長すれば、リップルの市場拡大の可能性は大きいですね。

さいごに

Alibabaがリップルを採用するとなった場合は、非常に影響度が大きく、可能性を感じる事と、

多くの角度から情報を見るという面では非常に興味深い記事ではないでしょうか。

しかし、記事の信憑性については、しっかり把握する必要があり、今回の内容は、エビデンスが少なく、あくまで推測の域を超えていないと感じました。

ただ、リップル社のコネクションの多さと技術力の高さから言うと、可能性としてはあるのかもしれませんね。

最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。

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