どうもトラエンです。
ビットコインの急落後、また復活を見せていますが、今後どうなっていくのか??検討するために、以前発生したブラックマンデー と比較してみました。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ 一瞬でBTCは大金を吹き飛ばす
✔︎ ブラックマンデー との共通点とは?
ビットコイン急落、一瞬で100万円が吹き飛んだ
多くの方がご存じの通り、先月ビットコインは突然、大きな下落を果たすことになりました。
15%程度の下落ですから、決済が重視される法定通貨や株式ではよほどのことがない限り、本来はここまでの下落はありません。
しかしビットコインの場合、決済実需がないうえに、市場参加者のほとんどが上昇を見て買いの保有をするという流動性のない相場を形成しています。
ですから、ひとたび下落となると、そのスピードはかなり早くなります。
恐ろしいですねぇ〜〜〜。私も一回強制ロスカットを喰らったことがありますね(泣)
また、下落率は15%であっても、その絶対価格は100万円を超える額になりますから、そのインパクトは相当なものですよね・・・。
ブラックマンデーを彷彿とさせる下げだった
今回の下落の理由を探っていきますと、どうも1987年10月のブラックマンデーにおける市場参加者センチメントの急激な変化を彷彿とさせる状況が起きたことが見えてきます。
1987年10月のいわゆるブラックマンデーの暴落については、これまで様々な理由が語られてきました。
結局のところ、この直前段階にジョージ・ソロスが大量に株を売ったとの噂がウォールストリートにまん延していました。
そして、多くの投資家が一気に売りに回ったところに、スタートし始めたばかりのコンピュータ売買が輪をかけるような売りを出して、史上はじめてのフラッシュ・クラッシュを示現した。
というのが、もっとも確度の高い定説となっています。
今回のビットコイン下落も、構造はブラックマンデーの「噂のスキーム」にそっくり
今回のビットコインの下落では、まずコインベースの上場というイベントに巻き込まれて大きく上昇した直後に、米国財務省が仮想通貨を利用したマネーロンダリングを厳しく取り締まる可能性があるといったウソか本当かわからない情報がネットを駆け巡りました。
まず、これが多くの個人投資家が売りの出口へ殺到する原因となったのは、どうやら間違いがないようです。
まぁ、これだけ急騰しているわけですから、みんながいつ逃げようか構えている状態ですので・・・仕方ないですよね。
まさに市場のセンチメントの劇的変化ということで、さらには中国ウイグル地区でのマイニングの停電なども、市場変化を加速させる要因として機能してしまったようです。
他にも、ビットコインについてはレバレッジをかけて仮想通貨FXで取り引きする個人投資家が存在します。
それが故に、全体のパイが小さいので、相場が大きく下げるといとも簡単に強制決済のレベルにひっかかり、同時に個人投資家が強制ロスカットを食らってポジションをほぼ同時間に清算することになるのも、過剰な相場の下落に大きく寄与しているようです。
いわゆる「下げが下げを呼ぶ相場に突入する」ということですね。
実際、先週末の下落では、たった1時間だけで17億2,000万ドル相当のロングポジションが清算される状況となり、1日ではおよそ100億ドル相当、人数にして92万7,000人ものトレーダーのポジションが自律的、強制的に清算されたということですから、それは100万円くらい下がってもなんらおかしくはない状況です。
恐ろしいですねぇ・・・。
さいごに
今回は、あくまでビットコイン に特化した話題ではありますが、相場にずっと止まるということは、それだけ危険度も増すということです。
そのことをしっかり理解し、勝負していく必要がありますね。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。