ドルが弱すぎてトホホとなっているトラエンです。
本記事ではその主要因というべきトランプ氏の狙いについて説明していきます。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ 米中対立の狙いとは?
✔︎ トランプさんの再選はピンチ?
米中対立の狙いはもちろん大統領選挙
直近でいうとTikTokの全面禁止など色々とトランプさんが中国に対して圧力をかけていますが、やはりこの狙いは、
「大統領選挙」
を視野に入れた攻撃です。
しかし、このままいくと着地点が見えず、中国との武力衝突さえあるのではないか?
と心配したくもなりますが、それはないでしょうね。
というのも、今圧力をかけている事は、あくまでトランプさんの再選の雲行きが怪しくなった事で、中国への行動が激しくなって来たからですね。
実は、トランプさんが中国に対して圧力をかけるとトランプさんへの支持率が上がっているんです。
アメリカの大手世論調査会社「ビュー・リサーチ」によると73%の国民が中国に批判的な感情を持っており、
肯定的な感情の国民はわずか22%だそうです。
過去にも中国への反発はあったそうですが、ここまでの数値というのは、なかったそうです。
そして、今回の様に米国による中国叩きが始まった7月半ば以来、トランプ支持率は上昇しており、40%の支持率が42%まで上昇しています。
まぁ、これに味を締めたため、トランプさんは、自分の状況が悪くなると、奥の手である中国叩きを始めるという事ですね。
今のトランプ氏の状況は?
新型コロナの対策失敗・大恐慌依頼の経済の落ち込みなどを理由にトランプさんの人気は下降線を辿っており、アメリカも新しいリーダーを求めているのは事実でしょうね。
そのため、8月5日時点での支持率は、以下の通りとなっています。
バイデン 49.4%
トランプ 42.0%
前回のクリントン候補との差が、3.2%ポイントからの逆転だったのですが、それ以上ですので、相当でかい開きがある事が分かりますね・・・。
まぁ、だからこそ、奥の手である中国叩きをして支持率を少しでも上げたいというトランプさんの気持ちが見えて来ますよね。
さいごに
まぁ、中国と米国の対立は今に始まった話ではなく、ずーっと続いている話ですので、過去の経緯を見れば分かりますね。
また、昨年米国と中国の第一段階の合意まで終了しています。
この合意の中に、トランプさんの目玉は、320億ドル相当の農畜産品を中国が米国から輸入するという合意でした。
その理由は、トランプさんの再選を最も後押ししてくれる中西部地区の農畜産業者がいるからですね。
しかし、この農産畜品の中国への輸出量が目標値まで到達していないようなのですので、次は、このことにつて中国とバトルになるかもですね・・・。
まぁ簡単で、この輸出量が守られないと、トランプさんの支持率も大幅下降になってしまうので、この中国への輸出量は、トランプさんがとても気にしている分野です。
これが落ち込むと、また攻撃が激化して来そうです・・・。
2020年は大荒れになりそうですね。
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