次に大暴落が発生した場合、リーマンショック以上の大暴落が発生するのではないかと、巷では噂されています。
そして、それが発生した場合、日本への影響は、とんでもないことになるのではないか?
と心配されている情報がありましたので、紹介します。
CLOにより影響を受けるのは?
みなさんCLOという金融商品をご存知でしょうか?
CLO(Collateralized Loan Obligation)というのは、ローン担保証券のことです。
これは、金融機関が事業会社向けに貸し出しをしている貸付債権(いわゆるローン)を証券化した金融商品です。
特にその中でも、レバレッジド・ローン分類される「信用力の低い企業」への融資(ローン)をCLO化した金融商品があります。
まず、聞いただけで、ヤバそうな匂いがプンプンすると思います。
世界中の人は、これを「爆弾トスゲーム」と呼ぶ人もいます。
どういう事かというと、CLOという金融商品は、「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品です。
そのため、信用力の低い企業が返済できている間は、ハイリターンがあるわけですが、その企業群が返済できなくなった場合、そのCLOを保有している企業は、大きな影響を受けるので、それまでの間に、CLOを別の企業に売却出来れば、影響を受けずに済むため、「爆弾トスゲーム」と呼ばれているんです。
そして、その爆弾トスゲームの中心にいるのが、
日本の農林中金です。
なんと、2018年米国で発行された最上位(AAA)格付けのCLOの半分から2/3を日本の金融機関が購入したそうです。
その中でも、農林中金の投資残高は、突出しており、以下図の通り、毎年投資額が拡大しています。
さらにブルームバーグの記事では、以下のように記載されていました。
農林中金のCLO市場での存在感は世界経済が不透明な状況で、明確化している。特に農林中金が大口購入するまでに検討している間、市場は完全に凍りついている。
これが示しているのは、要は、日本の金融機関、特に農林中金以外のヘッジファンドは、先行きの見えない世界経済の状況でCLOを購入しないという事ですね。
さいごに
もし、次に世界大恐慌が発生した場合、もう農林中金が逃げる術はなくなってきています。
これは、限りなく可能性の高い未来ですので、我々として今のうちに備えておく必要があります。
[…] ● 実は知らない農林中金のヤバさ・・・ […]
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