ソフトバンクのWeWork問題が巷で広がっており、それによりソフトバンクが倒産するのではないか?とも噂されています。
そんな中、他にも実はこんなところに出資し、一般投資家に影響を与える可能性があるので、紹介します。
ソフトバンクが抱えるもう1つの爆弾!OYOとは?
ソフトバンクが出資するホテル運営プラットフォーム企業であるOYOは、個人経営などの既存ホテルをフランチャイズ化し、経営ノウハウを提供しています。
これは、CEOが自分自身でインドのホテルを旅行で回った際に、粗悪なホテルが多かったため、この事業を思いついたそうです。
さらに、インドということで、人工知能(AI)を活用してホテルの空室の需給データを常時分析し、宿泊料金を調整して収益拡大を図る事業モデルを売りにしています。
この人工知能を活用したホテル業のプラットフォーム事業というところに目を付けソフトバンクから出資されているわけです。
しかし、実際はクレームも多いというのが、現状の様で以下の通りです。
・ネズミが出た
・部屋が不衛生なまま
・Wifiが使えない
・前払いしているのに当日も請求された
・予約が取れていなく別のホテルへ移動させられた 等々
私も人工知能を使った事業というのはやっていますが、人工知能という一言でブラックボックス化されてしまい、適切なのかどうなのか分からない粗悪なサービスも多々あります。
OYOがそれに該当するかは分かりませんが、クレームを見る限り、そうみたくなってしまいますね。
また、人工知能を使わずとも、日本のホテル業界では当然やっている様な言です。
そして、その企業は15億ドル(1600億円)をソフトバンクグループやその他の投資家から調達する事で、企業価値が100億ドル(約1兆円)の企業となっています。
日本で1兆円規模の企業といえば、「楽天」「LINE」「電通」などの企業です。
そんな有名企業とこのOYOが同レベルの企業かと言われると、本当か?となるのは当たり前ではないでしょうか?
なぜOYOが爆弾なのか?
前述した通り、インドだけの市場を見れば、OYOは、良いのかもしれませんが、すでに日本にも進出し、格安ホテル予約プラットフォームでフランチャイズベースで運営を行なっています。
しかし、やっている事はそんなに特別かと言われるとなんとも言えないのはお分かりの通りです。
ただ、一番の問題は、ソフトバンクの資本が入りすぎている事です。
WeWorkの経営体制を厳しく批判しているニューヨーク大学のスコット・ギャロウェイ教授は、以下の通り批判しています。
「WeWorkと同じように、OYOも不動産投資信託(REIT)の一種であり、そう考えるとソフトバンク1社の資本が入りすぎている」
ソフトバンクが株価を上げた状態で、我々一般投資家がその株式をつかまされたら、大変な事になりそうですよね。
[…] ● ソフトバンクの爆弾が増えた・・・ […]
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