9月2日からのドル円の振り返りをしましたが、その結果は右記リンクの通りです。(リンク)
その結果を踏まえ、今週の予想に活かしていきたいと思います。
目次
テクニカル的には??
テクニカル的に言えば、下図の通り今週は以下のレンジで動いていくのではないかと予想します。
上値:107.7円
下値:106.7円
9月6日に発表された雇用統計の結果は、予想を下回るものでありましたが、結果として下値は重く反発という結果になりました。
もともと106.7円がレジスタンスラインとなっていましたが、レジサポ転換となり、106.7円を下値に上昇していきそうな週ですね。
ファンダメンタルでは??
ファンダメンタルとしては、以下の2つの要素があります。
(1) 9/12(木)21:30からのドラギ総裁コメント
(2) 米中貿易協議に関するトランプ大統領発言
(1)については、毎月ある欧州中央銀行総裁のドラギ総裁が、発言されますので、この周辺には、かなり大きな動きが予想されます。
現在の欧州の状態から言えば、イギリスが内輪揉めしている事とと、欧州の経済状況を引っ張る存在がドイツしかいないと言う事からあまり良いコメントは期待できないと思います。
(2)については、まだまだ米中貿易協議なんの解決もしておらず、9月,10月に予定している米中貿易協議で、トランプ大統領は、何らかの策を講じようとしています。
その前に、トランプ砲を撃ってくる可能性もあり、
その場合は、簡単に106.6円を割ってくる可能性もあるので、ここは要注意ですね。
さいごに
超短期で言えば、106円台に入れば「ロング」で勝負でしょうが、個人的には、トランプ砲の発動も怖いところです。
そのため、長期的には、まだ下げトレンドが終わったとは言えない状況でもあるので、107.3円あたりからショートになるかなと思います。
107.6円ドラギ総裁のコメント次第でタッチする可能性があるラインだと思っていますが、そのあたりは、トレンドの強さを見て判断が必要ですね。
また、直近2週間は、アメリカ市場の時間(日本時間:23:00-6:00)は買いトレンドが強いので、その辺りも頭に入れておいて、勝負したいですね。