どうも追加融資を受けようか受けまいかで悩み倒しているトラエンです。
今回の記事は私が不動産投資をする上でちょっと調べた内容について紹介します。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ 中古市場の価格状況は?
✔︎ 過去の歴史と比較
中古マンション価格は?
首都圏の2020年5月の中古マンションの成約物件情報は以下の通りとなっていました。
まぁ、成約件数は前年同月比▲38.5%と相当な落ち込みですよね。
新型コロナの感染拡大が始まった4月から継続して大幅減でした。
ただ、ちょっと注目すべきは、「価格」ですよね。
成約平米(m^2)は、前年比で+0.4%です。
また、成約価格も、微減の▲0.9%です。
占有面積もほぼ変わらずの、▲1.3%ですから、単純に買い付けは出来ていないけども、市場価値自体はそんなに落ち込んでいない事が分かりますね。
ちなみに、地域別の情報も載っていたんですが、前年比で3割を超える大幅減の地域は、なんと・・・
「全地域」でした。
ここからもコロナの影響の大きさが見て取れますね。
中古戸建てマンション価格は?
次に、気になるのはやっぱり中古戸建てですよね。
その情報は以下の通りでした。
まぁ、中古マンション同様に、成約件数は激減ですよね。
ただ、中古マンションと違うのは、価格も激減というところです。
ちなみに、地域別でも全ての地域が前年比で減少し、多摩なんかは、8ヶ月連続で前年同月比でマイナスとなってます。
戸建ての価格は、神奈川県を除く、各地域で、下落しているので、テレワークが主流になって、郊外での仕事が楽にできるようになれば、広い土地に、安い価格で家を建てるというのもアリですよね。
リーマンショック後ってどうなってた?
やっぱり我々が学べる材料とすれば、過去の歴史から学ばないといけませんよね。
オットー・フォン・ビスマルクというドイツ帝国の首相を務めた方も、以下の通り名言を残しており、今もよく引用されています。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
では、直近で経済に大きな影響を与えたのは、記憶に新しいリーマンショックですよね。
リーマンショック直後の2008年10-12月の首都圏の中古マンション市場は以下のグラフの通りでした。
ここから分かるのは、コロナショックの時の中古マンション市場では、成約件数は落ちたが、価格は下がっていないのですが、
リーマンショック時は、成約件数も落ちたし、価格も下がっています。
ちなみに、中古戸建ての状況は、今のコロナショックとリーマンショックは、ほぼ同等で、
価格も下がり、成約件数も下がり続けているという状況です。
さいごに
未来の事は神のみぞ知るという事で、あまり適切な予想はできませんが、
過去の歴史と比較すると、中古マンションの価格ももう少し下げてきそうな感じがします。
ちなみに、2012年以降アベノミクスで景気回復?して、その後中古マンション市場の価格も上昇傾向を見せています。
今回のコロナショックの場合は、リーマンショック時とココが大きく違いますよね。
奇しくも日経平均は日銀のETF買いの影響などもあり、一時的な暴落はあったものの上昇しています。
そのため、もし中古マンションの価格が下がってきて、復活するとすれば、安倍政権交代後に、何らかの打ち手が発表されたタイミングなどになるのかな?と勝手に予想しています。
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