2019年において、日本のGDP(国内総生産)はアメリカ・中国に次いで世界第3位です。
しかし、2050年の世界はどう予想されているのか?
これが分かると、しっかり今のうちに資産形成しておくべきということがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
2050年の日本は?
PwCが2050年の世界についてレポートを報告していましたので、簡単に紹介します。
まず、PwC(プライス・ウォーターハウス・クーパー)とは、ロンドンを本拠として世界158カ国に180,000人のスタップを抱えてる世界四大会計事務所の1つです。
PwCは2009年に、「最も魅力的な企業トップ50」において、世界2位を獲得するほどの世界的トップ企業であり、
企業の監査・税務・経営改善・M&A・コンサルをおこなるうがメイン業務であるため、
世界の企業経営のプロ中のプロという事です。
そんなPwCは、2050年において、GDPは、8位まで下がると予想しています。
順位は以下の通りです。
1位 中国
2位 インド
3位 アメリカ
4位 インドネシア
5位 ブラジル
6位 ロシア
7位 メキシコ
8位 日本
世界規模では、経済成長し、経済規模は、2042年までに倍増すると予想されています。その主な成長のけん引役となるのは、発展途上国であるブラジル・インド・インドネシア・メキシコ・ロシア・トルコの新興7カ国です。
成長率という面でもベトナム・インド・バングラディッシュは、2050年にかけて、年平均5%で成長し、こう成長を遂げる国となる可能性が高いとPwCは考えています。
やはり、日本にとっての大きな問題は、人口減少と少子化です。
少子化になることで、GDPも下がり、世界の途上国に抜かれる日が近いということが分かります。
脅威ですね。
さいごに
我々として、この情報をもとにネガティブになるだけでは、いけません。
もともと日本はアメリカに追いつき、追い越せでずっとやってきたわけですが、今の日本は経済が成熟してきており、大きな成長が望めないのは事実です。
しかし、今後2050年で予想されている世界のトップ8の半分はアジア圏です。
いわゆるリオリエント現象と言われるもので世界経済の中心がアジアに戻ってくると言われるものです。
19世紀初頭までは、中国とインドで世界のGDPの4割以上占めていたあの時代がまたやってくるということです。
その後、欧米諸国からの植民地政策によって、アジアは没落し、西洋の支配になりました。
そして、第一次世界大戦では、ヨーロッパ、第二次世界大戦はアメリカ。そして、リーマンショックでアメリカの成長は陰りを見せ、今後「アジア」に戻ってくると予想されています。
そこで我々日本人がビジネスを広げる時、日本だけを見て投資やビジネスをやっていては、伸びる事ができないことは明確です。
例えば、身近なところで言えば、投資をする上で、事業計画を見る機会もあると思いますが、その企業の狙っている市場が、日本国内だけではなく、インドネシアを中心とした東南アジアを狙っているような市場であれば、先見の明があるという事が分かります。
ぜひ、こういう情報から個人の投資リテラシーを上げていきましょう。
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