YahooとLINEが経営統合し、ニュースが発信されていますが、どういう未来が待っているのか??
ちょっと想像してみます。
YahooとLINEの経営統合とは?
まず、Yahooの親会社は、ソフトバンクです。
一方LINEの親会社は?と言われると分からない方もいると思いますが、これは日本の企業ではなく、韓国最大のインターネットサービス会社であるネイバー(NAVER、1999年設立)の100%子会社として2000年に日本で設立されています。
従い、今回の経営統合というのは、LINEとYahooというよりも「ソフトバンク」と「ネイバー」が合同で新会社を設立し、その新会社が、YahooとLINEを子会社(持ち株会社)にするという構図なんです。
ちなみに、YahooとLINEの利用者は、以下の通りであり合わせると1億3000万人にもなる巨大なマーケットが出来上がるので、売り上げも1兆円を超えると期待されています。
LINE:8200万人
Yahoo:5000万人
そして、もちろんですが両者が目指すのは、アメリカのGAFA,中国のBATHですね。
そのために必要なのはやはり新しいアプリケーションですね。
両者は、すでに買い物、金融(ジャパネット証券・LINE証券)、決済、音楽・ゲーム、動画と我々に身近なサービスを手がけています。
そのため、両者のサービスを合わせれば、日本版のGAFAの様なスーパーアプリケーションが誕生する可能性もあります。
しかし、GAFAやBATHの売上というのは、100兆円から数10兆円規模であり、この両者が手を組んで見えている1兆円とは桁違いですね。
では、LINEやYahooによる新会社では、この域まで行くことができないのか?と言われると狙うは
東南アジアですね。
実は、LINEのシェアは、以下の通りそれなりのシェアを持っています。
台湾:2,100万人(トップシェア)
インドネシア:1,600万人(シェア2位)
タイ:4,500万人(トップシェア)
そのため、ここから東南アジア全土のシェアを取ることが出来れば、一気に期待感が広がりますね。
個人情報は大丈夫??
LINEとYahooが握っている個人情報は、のべ1億人規模の個人情報です。
従い、今回の経営統合で、どの様に管理されるのか気になるところですが、公正取引委員会は、巨大IT企業を規制するための新ルールを検討中です。
一方中国としては、中国の経済力を強固にするために、これらの企業を裏からバックアップしています。
もちろん、日本経済を発展させるために、あまり締め付けをして、他国と勝負でいない様な企業にはして欲しくないですね。
いずれにせよ、この両者による新しいスーパーアプリケーションがどの様なものになり、我々にどの様な恩恵があるのか、楽しみに待ちたいところです。
[…] ● Yahoo, LINEの統合でどうなるの? […]
[…] ● Yahoo, LINEの統合でどうなるの? […]
[…] ● Yahoo, LINEの統合でどうなるの? […]