仮想通貨をはじめ多くのキャッシュレス決済ツールが注目されていますが、日本で今先頭を走っているのはPayPay(ペイペイ)と呼ばれるキャッシュレス決済ですが、面白い裏がありましたので、紹介します。
PayPayとは??
PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンクとヤフーが共同出資して設立したQRコード決済アプリのことです。
2018年から「100億円あげちゃうキャンペーン」で話題となりましたよね?
あれだけしている理由はなんなのか?それだけ業績がいいのか?
実は、業績は赤字です。
PayPayの19年3月期の決算は、売上収益5.9億円に対して販売費及び一般管理費が371億円かかっており、還元キャンペーンの費用はこの中に含まれています。
従い結果は、当期利益は367億円のマイナスです。
そのため、今は投資の時期と考えているという事は間違いないですね。
PayPay(ペイペイ)と中国の意外な関係とは??
PayPayと中国の関係とは、PayPayは中国最大手であるスマホ決済サービスであるAlipay(アリペイ)と提携しています。
これにより訪日中国人や海外でAlipayを利用している人がPayPay加盟店で決済することが可能になります。
ただ、逆であるPayPay利用者がAlipay加盟店で決済する事が現段階で出来ません。
これが出来るようになると海外旅行の時に、多額の換金をせずに済むので、便利になりますね。
PayPayが中国と提携する危険性とは?
PayPayは、Paytmというインド最大のデジタル決済企業から技術サポートを受けています。
Paytmは、3億人以上のユーザと800万のオフライン加盟店に包括的な決済ソリューションを提供しており、キャッシュレス決済の技術で最先端を行っていますね。
そして意外な関係性として、paytmは、2015年に中国のアリババからの出資を受けています。
また、ソフトバンクもpaytmの親会社に出資を行なっております。
さらに、ソフトバンクは、アリババ株の29%を保有しており、ソフトバンクの社長である孫正義氏は、アリババグループの取締役を務めています。
そのため、このキャッシュレス市場において以下の3社による密接な関係性が把握できます。また、インド・中国・日本でのキャッシュレス決済の利用データというのは、資金の流れから行っても、このグループ内で、共有されていても全くおかしくありません。
・日本のPayPay(ソフトバンク)
・中国Alipay(アリババ)
・インドのpaytm(One97 Communications)
さいごに
倒産するのではないか??と心配されているソフトバンクですが、やはり世界の巨人たちとの関係性はさすがですね。
特に、現在PayPayは投資時期であり、この回収の時期にどうなるかが、見ものです。
ただ、PayPayというのは、あくまでキャッシュレス決済のツール(道具)であり、このツールだけで儲ける事はまず難しく、この決済ツールのデータを使い、新たなサービスを検討するしかないでしょう。
従い、我々は特に臆する事なく、決済ツールを使って良さそうですね。
[…] ● PayPayと中国ってこんな繋がりが?? […]