北朝鮮が独自の仮想通貨を発行する計画を進めている事が30カ国以上の支部を有するアメリカのメディア VICE Newsによって伝えられました。
そのニュースについて分析してみます。
北朝鮮の狙いとは?
北朝鮮の独自仮想通貨の狙いとは、報道によるとアメリカからの経済制裁を回避する為だと指摘されています。
北朝鮮は、4月にブロックチェーン・仮想通貨会議を開き、独自通貨の開発を推し進めている様です。
その中で、参考にしているのは、ベネゼエラの仮想通貨ペトロと言う事ですが、ペトロは、ベネゼエラの主力である石油と連動すると言われています。
ただ、連動する通貨はないと北朝鮮は語っています。
注意するポイント
北朝鮮は、よくニュースで仮想通貨取引所へのハッキング攻撃をしているのではないかと噂されています。
そして、過去の報道によれば、5億7100万米ドルまたは20億ドルも強奪したと言われています。
その通貨を独自通貨に変換する様な動きがあれば、即世界中から避難が来るので、その辺りは注目ポイントですね。
また、今度の北朝鮮とアメリカとの会談でこの辺りの話が出るかも注目ポイントですね。
さいごに
前回シンガポールで実施された米朝協議で、トランプ大統領が伝えたかったと思われる、シンガポールによる「独裁政治」と「開かれた貿易」を参考に北朝鮮を再興し、武力行使はやめてはどうか?と言うメッセージを若干履き違えた行動にも見えます。
まず、アメリカからの経済制裁を仮想通貨を使って対策するというのは、難しいでしょう。
というのも北朝鮮の貿易相手国に、独自通貨で支払ってもらう事を条件に貿易をしようと考えているのであれば、独自通貨を購入時点で他国に動きがキャッチされてしまいます。
もし、もっとダークな話を考えているのであれば、それだけでアメリカの逆鱗に触れる可能性もあり、このニュースは今度の米朝会議に陰を落とす可能性もありますね。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。