イギリス政府がEU離脱問題の中、大きな混乱を見せています。
普通に考えたら、英ポンドの価値は、暴落しそうなところですが、なぜか2018年11月以来の高値更新を見せています。
正直この変化には「えっ??」となりました。
しかし、その理由は、ポンドに要因があるのではなく、その周辺国に要因がありそうです。
例えば、イギリス貿易の4割を超えるユーロを見てみると、以下の要因がありました。
- ドイツの景気後退
- 欧州中央銀行は利上げを2020年までしないと明言
- ドイツ銀行と野村証券はユーロを売りポンド買いを推奨
・利上げしない場合の為替の影響例はこちらを【クリック】
さらに、アメリカとの関係を見れば、以下のような要因があります。
- 中国との貿易摩擦
- 金融情勢の悪化
- 2018年で利上げが終了する可能性
実際に、現在のイギリス政府の状況からファンド関係者もショートポジションを持っていた機関投資家は多い様です。
しかし、既にこれだけ高騰している現状から、ショートポジションを損切りし、買いに転じる可能性もあり、ポンドは、本当に自分の力ではなく多くの要因から右往左往しているという状況です。
なので、ポンドでポジションを持つ方はあまり長くポジションを持つことは避けた方が良いですね。
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