2019年の経済状況は「好転するのか?」それとも「悪化するのか?」
経営者が考えるテーマは、やはり
・米中貿易戦争
・英国のEU離脱
米中の貿易戦争は米国の中国に対する関税などによる制裁で、中国の経済が縮小する可能性があります。
そうすれば、日本としても中国製品の中に使用されているデバイス(部品)の販売が
縮小し、日本企業にも間接的に打撃になります。
逆に中国のアメリカに対する制裁とし、アメリカ製品の販売規制措置などあれば、
先日の「Apple社の売上下方修正」そして、「急激な円高ドル安」という方向に進む可能性もあり、
輸出産業の強い日本にとっては、これまた大きな打撃になります。
また、もう1つのテーマである
「英国のEU離脱」ですが、日本にとってイギリスは、アメリカ、中国、オランダに次ぐ
第4の投資先です。そのため、日本企業は、EUの中でも英語圏であるイギリスに拠点を構える企業が多くいます。
例えば、「日産」「トヨタ」「ホンダ」の
3社で年間78万台近い自動車をイギリスで生産し、EU内に出荷しています。
しかし、イギリスがEU脱退となると、このイギリスで生産された自動車に対して、今まで必要としなかった輸出関税が必要となるため、
自動車価格に影響があり、販売にも影響が出てきます。
こうなるとイギリスで自動車を生産する意味が薄れてきますよね。
そのため、機関投資家は、主要銘柄の株式をリスク回避のために売りに転じる可能性が高く、
イギリスを起点に、一気に世界的に株安の方向になる可能性があります。
また、日本円は安全資産と考えられがちなので、「円高方向」になりそうですね。
この大きな2つのテーマで株安となれば、
経済自体が2019年は、縮小傾向になってしまう可能性があります。
我々個人投資家は、まずは、為替Fxであれば売りでエントリーするのを
基本として動くのが、まずは安泰の様ですね。
株式については、これらの主要テーマに関する情報があればまず、暴落すると考えて良いでしょう。
そのため、その暴落後に、買いに走るというのが賢明です。
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