2captcha.comとは??セキュリティにもAIが導入され、進化を続ける
よく事前登録していたサイトなどに、
ログインする際に、以下のような認証を受ける機会があると思います。
① グニャグニャ文字を解読する認証
以下画像のように、グニャグニャ文字を解読する事で、
ロボットによる、不正ログインか、
人間によるログインかを見分ける手法です。
ロボットには、グニャグニャ文字はなかなか解読できないと言われていたので、
このような手法がとられていました。
② reCAPTCHAによる認証
① の手法では、ロボットによる文字解析はできないと考えられていましたが、
AI(人工知能)の進化により、ネット上の文字認証を簡単突破できるようになったと、
米科学誌サイエンスが発表しました。
ネットのグニャグニャ文字認証、AIが楽々突破:朝日新聞デジタル https://t.co/NEMhFkjmrP
— 暗号通貨時事ニュース @トラエン (@Judo_Engineer) 2018年10月8日
これにより、①の手法から②へGoogleとして移行していきました。
② では、特に文字をタイプする事はなく、
出される画像やロボットかどうかのチェックボックスを
選択させる事で、
人間かロボットかを解読する手法です。(以下参照)
しかし、画像認識能力も
人間の目を徐々に超えてきていると
東京大学の特任准教授の松尾氏が発表していました。
そうなってくると、次の対策が必要となってきます。
そこで、
2captcha.comという
Captchaサービスでは、
画像認識能力の盲点をつくようにしています。
それは、AI(人工知能)がネット上のデータをもとに、それが何かを判別するためには、
その画像情報が溜めておく必要があります。
しかし、そうでない画像は、判別できません。
なので、2captcha.comでは、
そのような画像データやテキストデータを
一般ユーザに画像やテキストを判別してもらい、
自社でデータを溜めておきます。
その判別されたデータとユーザの回答を照合し、
詳細は、以下URLを参照ください。
「2captcha」:https://2captcha.com/about-2captcha
なので、今後セキュリティが強化されて行く中、
注目のサービスになりそうですね。
さいごに
仮想通貨や、ICT、IoT、人工知能など
全ての情報がネット上に上がって行く中、
セキュリティというのは、重要な分野の1つになっています。
例えば、インフラ関連では、
電力情報セキュリティというような、規約が制定されており、
各分野でセキュリティが騒がれています。
そんな中、こういう企業サービスというのは、今後伸びて行く可能性があるのではないでしょうか。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。