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先日右記リンク(リンク)のニュースでAIを活用し気象予報の業界にも参入するというニュースが取り上げられていました。
確かに、気象予報には膨大な資料・データをもとに、気象の流れを読むという仕事ですから、AIが得意そうな分野です。そのことについて、ここでは記載したいと思います。
他にも、ICTや人工知能(AI)に関する実用例を紹介していますので、右記リンクを参照ください。(リンク)
どうやってAIを活用して気象予報をするの!?
24時間リアルタイムでアジア・太平洋地域の気象を観測している気象予報センターを新しく立ち上げたらしく、そこでAIを活用し、データの解析をしていくようです。
データの解析には、おそらく今まで気象予報士たちが監視してきた色々な数値(パラメータ)が何なのかということをデジタル化、パターン分けし、その解析の結果、必要なデータを各種業界、例えば電力業界等に渡し、電力需要の予測等に活用していくようです。
おそらく次のステップとして、セキュリティの問題がクリアになれば、気象予報センターとして電力会社に渡すべき情報についてまとめ、ICT技術を使い、自動で渡せるようにしていくかもしれません。
電力会社も渡された数値(パラーメタ)から発電量を予測し、プラントの効率的な運転につなげていくことになるでしょう。
そして、各拠点の外のネットワーク環境のインフラを日本IBMが管理していこうと考えているのではないでしょうか?
このICT、AIの技術により本当に、大きく大きく時代が変わっていこうとしているのが分かりますね。
これは、日本だけの問題ではなく、海外も同様ですから、仕事、国のボーダが本当になくなってしまいますね。
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AI,ICT技術の実用例紹介
気象予報のデータが他分野で活用されるのはいつ頃から!?
リンクの記事では米IBMが2016年1月に気象予報サービスを提供するThe Weather Company (TWC)を買収していたと記載されています。
現在は、システムのバグ出しも終わり、ほとんど問題なく運用できるレベルにまで達成しているのでしょう。
ただ、電力会社、航空業界、メディア業界等への情報提供の話は、まだ次のステップでしょうが、こんな素晴らしい技術を各業界が指を咥えて待っているとは思えません。
国内の電力会社も、原発問題等で色々と問題を抱えているでしょうから新技術活用で運転効率の向上につながる事にはとても興味が高いでしょう。
また、航空業界もAIでの気象予報結果を活用する事で、コスト面で大きなメリットがあるでしょう。
メディア業界も正確で、先読みできる気象予報のデータは必要としているでしょう。
今回のニュースは、日本IBMとして宣伝も込めたニュースでしょうから、各業界に大きな影響を及ぼしているはずです。
上記のような内容から、日本のキーイヤーである2020年にはもう当たり前のシステムとして構築されている可能性が高いですね。
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AI,ICT技術の実用例紹介
さいごに
毎回月並みの表現で申し訳ありませんが、AI、ICTの技術で仕事のあり方がとてつもなく変化していきます。
おそらく今回のことでわかるように、仕事のボーダもなくなれば国のボーダもなくなっていきます。
今まで日本の定説であった1つの会社に定年まで勤め上げるという事も、なくなってしまう可能性も大きいですね。
私自身もそうですが、常に技術を磨き、情報のアンテナを高くしていかないと本当に時代の波に乗り遅れてしまいそうです。
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