2019年の年始に発生した円の「急騰」と「急落」ですが、これが発生したのは、
「アジア時間早朝」の取引です。
米国の市場関係者が退避し、シンガポールや香港市場がまだ稼働していない
この1〜2時間の市場を関係者がコントロールできない空白の時間という事から市場関係者は、
「魔の時間」
と呼びます。
通常は、市場関係者がコントロールしていますが、この為替相場を2019年の年始に突如混乱状態に陥り、わずか数分間の間に、以下の状態に陥りました。
・日本円/米ドル 3%上昇
・日本円/トルコリラ 8%上昇
ただ、今回の円の急騰の場合は、相場の状況から特に理由のない円の急騰であったため、
個人的には、再度買い戻しが入ると予想できたため、利益を残す事ができました。
しかし、実際に、主要公人の発言等により、急騰した場合は、この限りではありません。
また、過去(2016年1月10日)にも今回と同様の事象が発生しています。それは、ポンドのフラッシュクラッシュ(*1)が発生で、突如8%も急落しました。
この際も、ほぼ2019年の年始と同じ時間帯に同様の事象が発生し、その後の買い戻しにより、為替が大きく変動しました。
参考:https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM13H3O_T10C17A1FF1000/
Fx初心者としては、この様な経験を糧にしっかり利益を残せる様にしていくと資産形成できる様になると思います。
(*1)フラッシュクラッシュ:
株価や相場が瞬間的に、急落する事。
[…] ● 1/3のフラッシュクラッシュとは? […]