2020年に入り、仮想通貨市場が非常に好調ですね。
以下図の通り、2020年に入り、15,800円/ETHから30,289円/ETHまで91%近い上昇を見せています。
その理由とはなんなのか?簡単に説明します。
イーサリアムが急騰した理由とは?
ロックアップ?
イーサリアムの急騰した理由として、Defi用にロックアップされた資金が10億6100万ドルを突破したと言われています。
はっ?
Defi?ロックアップ?と不明点が多い方もいると思うので、解説します。
まず、Defiとは、Decentralized Financeの略で、「分散型金融」と訳されます。
具体的には、証券、保険、デリバティブ、レンディングなどの金融分野において、ブロックチェーンを活用したアプリケーションによって構成される金融システムの事です。
要は、既存の金融システムに、仮想通貨の技術であるブロックチェーンを活用したのが、「Defi」というものです。
そして、ロックアップとは、ある団体により、その通貨を一定の期間、売りに出さず、保有し続けることをロックアップと言います。
これにより、市場に出回る通貨が、抑制されるので、買いたい人が多すぎる状態(需要過多)をコントロールする事ができ、価格を急激に落ち込むことを抑える要因となります。
そして、今回のニュースは、Defiという団体により、イーサリアムのロックアップされる資金が10億6100万ドル(約1兆1,679億円)にも達した事というニュースです。
これにより、イーサリアムを欲しくても購入できるイーサリアムが減少するので、価格が上昇したというわけです。
さいごに
仮想通貨市場は、ビットコインの半減期や中央銀行のデジタル通貨プロジェクトなど2020年に入り、好材料のニュースが増えています。
また、安全資産としての地位も確立しており、2020年は非常に楽しみですね。
しかし、2020年5月にある半減期後は、1つ注意ポイントです。
過去のチャートから見て、それから1年間は、上昇気流に乗る可能性もありますが、投資の格言である「噂で買って、事実で売る」これがポイントになる可能性もあるので、要注意ですね。
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