どうもトラエンです。
とうとうビットコインを法定通貨として認定する国が現れてきましたね。
本記事では、そのことについて紹介します。
南米エルサルバドルがBTCを法定通貨に?
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は9日、仮想通貨ビットコインを法定通貨とする法案が議会で可決されたを自身のTwitterアカウントで報告していました。
いやーさすがエルサルバドルですね。ぶっ飛んでますね(笑)
議会では84票中、およそ4分の3に及ぶ62票を獲得して可決されており、これにより90日後から現在の法定通貨である米ドルと並び、仮想通貨ビットコインが法定通貨として扱われるそうです。
法定通貨として扱われることで、支払手段として採用する店舗が増加することが見込まれるが、これに先立ちエルサルバドルでは昨年から寄付金を元手に2つの観光地で仮想通貨利用が行われてきていましたので、前々から着実にインフラも整えていたと言う感じで、今回満を辞しての法案成立という感じですね。
エルサルバドルってどんな国?
エルサルバドルの治安は世界一悪いとされているのをご存知でしょうか?世界一治安が悪いと噂される国は沢山ありますが、本当に世界一犯罪率が高いのがエルサルバドルです。
もうこの時点で恐ろしいですよね(笑)
エルサルバドルは、南米で一番小さな国で、面積は四国程度ですが、2016年に公開されたデータでは殺人発生率が世界一位なんです・・・。
世界一位になった要因は、ギャングの存在のようですね・・・。
ちなみに、エルサルバドルは6万人のギャングが存在すると言われていますので、総人口664万人ですから、100人に1人がギャングという感じです。
さいごに
まぁ、今回の一件を聞いて、やはり頭によぎるのは、マネロンですよね。
エルサルバドルは、人口の1/6がアメリカに渡り出稼ぎをしている国で、海外からの送金額は59億ドル(約6500億円)とGDPの約22%に相当します。
国際送金は高額な手数料が必要になりますので、ここにスマホ1つで海外送金も可能なBTC(ビットコイン)が使用されることで、相当なコストカットになるわけです。
ただ、この国際送金カットは表向きの話であり、ギャングが多いエルサルバドルですから、BTCを悪用したマネロンに勤しみ易い可能性は十分に考えられます。
特に政府とギャングがズブズブな関係の可能性も考えられ、そうなってくると完全に無法地帯になってしまい、先進国でのBTC導入はさらに遅れてしまいますよね。
いずれにせよ、国としてBTCを法定通貨として扱うことで、一時的にBTCにとっては好材料のニュースかと思いますが、長期的に考えて、エルサルバドルが法定通貨としてBTCを導入することは良い方向かどうかは、少し疑問ですね。
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