5G回線により、次期世界の覇権が決定するとも言われておりますが、その中で世界中から注目を浴びている仮想通貨である「リブラ(Libra)」の最新情報がありましたので、紹介します。
リブラとは?
リブラの概要をまとめると以下の通りです。
リブラ簡単まとめ
- リブラ=Facebookが発行する仮想通貨
- 資産の裏付けで価格は安定
- 世界共通のお金を目指す
- 大手27企業が協力
- 専用のウォレットを使い送金・決済可能
仮想通貨と言えば、ビットコインを始めとし色々な通貨が存在しますが、どの通貨においても価格変動が激しく、投資・投機のイメージが強いのが現状です。
しかし、もとを正せばこれらの通貨は世界共通の未来のお金と言うもの。
もちろん通貨によって色々な目的のあるプロジェクトが動いていますが、現状仮想通貨を保有している人は実用性よりも投機面でしか見ていないでしょう。
これでは実用化と言うことが遠のいてしまいますよね。
ただリブラは通常の仮想通貨とは違い、資産に裏付けられた仮想通貨という価格変動が起こりにくい設計を取り入れ、世界共通のお金と言うものを実現させようとしています。
米国連邦議会の公聴会で質問ぜめ
FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、2019年10月23日に連邦議会の公聴会に出席し、リブラに対する質疑応答に6時間も答えました。
Facebookは米国からも世界からもGAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)として注目されています。
そのため、新しい事をするときは米国中から注目されています。さらに、Facebookは以前個人情報の流出や、フェイクニュースなどで米国からの信用を落としているため、風当たりも強いですね。
そのため、信用回復のため、ザックバーグ氏は、「米国の規制当局が承認するまでは、世界のどこであってもリブラの立ち上げにFacebookは参加しない」と述べ、さらに「リブラ協会は独立した組織であり、Facebookが管理しているわけではない」と説明しました。
一方中国では・・・
中国では、リブラに対抗する仮想通貨の設立が急がれており、リブラが国内で立ち往生している間に、どんどん動きを拡大しています。
なぜこんなにも違うのかと言うのは、間違いなく一党独裁政治が背景にあります。
と言うのも習近平がやると言ったことは必ず実行されますし、技術力でもGAFAに対抗した、BATHがあります。
また、軍事力でもすでにアメリカを抜き去っている中国であれば、中国独自の仮想通貨を広めることは容易いですね。
さいごに
中国もアメリカも両者とも、両国で上手く付き合っていきたいと言いつつも、実態は、それに即していない一面があります。
そのため、5G時代突入で、さらに目が離せなくなりますね。
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