2017年10月2日に公開した国際通貨基金(IMF)のマネージャーであるクリスティーヌ・ラガルド氏の仮想通貨(正式:暗号通貨)肯定発言について、
世界中が、まさかあの公の場で、そのような発言をするのかと驚かされました。(詳細記事はこちら)
そんな中、またまた驚きのニュースが英文でありましたので、ここで紹介します。
まさに、仮想通貨(正式:暗号通貨)の仁義なき戦いといった感じですね!!
目次
ビットコインに対抗した新しい暗号通貨を発表か??
アメリカ経済誌のウォール・ストリート・ジャーナルによると世界で間も無く
ビットコインに対抗した国際的な暗号通貨が、発表される可能性がある。
と発表しました。
この発言は、国際通貨基金(IMF)のマネージャーであるクリスティーヌ・ラガルド氏の最近の発言の後、
銀行、政府はビットコインの短期的な急騰・急落に対する対策を検討するようにと、釘を刺されていたようです。
The story comes as a response to recent comments by Christine Lagarde, head of the International Monetary Fund (IMF), encouraging banks and governments to not short-change Bitcoin and other cryptocurrencies.
ただ、現状まだ、それが何なのか?という事の記載はありませんでした。
国際的な暗号通貨ブーム
別記事でも紹介したドバイ政府が発表した暗号通貨(詳細記事)から始まり、世界的にビットコインに対抗した新たな暗号通貨がリリースされようとしています。
加えて、最近ではブロックチェーン技術と暗号通貨の短期的な急騰より、アメリカの一部の州が発行する暗号通貨を支持する銀行も数行出てきました。
このように、世界中で、暗号通貨ブームを迎えつつあります。
ただ、やはり勝ち残る暗号通貨は、この中のごく一部でしょう。
従い、各通貨の特性をしっかり見極めて行く必要があると思います。
新しい暗号通貨で何をしたいのか?
国際通貨基金主導の新しい暗号通貨でどのような事をしたいのか?
これは、通貨として重要なポイントです。
それが、もしビットコインとほぼ同じであれば、ビットコインに対抗することは難しいのではないでしょうか?
今回の英文記事から行くと、これは完全にIMFの都合によるものが大きいようです。
要は、グローバル化された暗号通貨があれば、IMFが、各国の国の通貨の流れを管理することができます。
確かに、これでいくとIMFには需要がありますね。ただ、一般ユーザとして、その需要はあるでしょうか?
新しい暗号通貨の問題点は?
上記でも記載しましたが、本当に、ユーザが、そのような管理される通貨を必要としているのでしょうか?
そのような管理される通貨であれば、法定通貨があれば十分ではないでしょうか?
また、ビットコインの利点である分散管理という技術とは反対に、集中管理という手法になってしまいます。
これでは、ビットコインが広がりを見せた要因を無視した通貨になってしまいます。
その点をどの様に、ストーリー立てで、ユーザに説明しようとしているのか?それが本当にできるのか?ここが問題点ではないでしょうか?
さいごに
国際通貨基金が主導となる暗号通貨ということであれば、世界中を巻き込んだプロジェクトになる可能性はあるでしょう。
しかし、それでは、各国が管理したい税収や各国銀行の手数料等の取り分が無視されてしまう可能性があります。
もちろん、国際通貨基金(IMF)として、ビットコインを無視できないのは、わかりますが、しっかりユーザ目線に立った判断をしない限り、流通する通貨を生み出すことは難しいかもしれません。
しかし、国際通貨基金(IMF)の面目もあるでしょうから、そこにどう立ち向かって行くのか?それは非常に見ものかと思います。
従い、引き続き、モニタリングする必要があるニュースかと思います。
また、このニュースでより一層、ビットコインの素晴らしさが際立つニュースでもありますね!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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