2017年は、まさに仮想通貨(正式:暗号通貨)元年といっても過言ではないくらい、流通し始めています。
ビットコインであれば、大手ショッピング業者のマルイにより決算手段として導入【リンク】されました。
加えて、大手家電メーカのビックカメラにも導入されました。
やはり、こういう通貨が流通するためには、インフラ整備というものが欠かせず、日本では徐々にインフラが整備されてきています。
そのインフラ整備に関し、オーストラリアでビットコインと通常の法定通貨(例:円、ドル)の両者が使用可能な、ATMがリリースされるというニュースが英文記事でありましたので、紹介します。
これで、オーストラリアでは、法定通貨と仮想通貨が横並びで使用される基盤が整いつつあり、爆発的に利用者が増える可能性があります。
目次
ATMメーカとブロックチェーン企業がJV契約を締結!!
オーストラリアのATM市場において、最大のシェアーを誇るオーストラリア・スターグループと
ブロックチェーン技術を誇る企業であるDigitalxが、
Joint Venture契約(JV:共同企業体契約)を結んだことを発表しました。
このJVの可能性を理解するために、以下で各企業の説明を簡単にします。
スターグループとは??
スターグループは、ATMや店舗でのクレジットカード決済のための端末を製品としてもつ企業です。
さらにスターリンクというスターグループの100%子会社で、そのATMのメンテナンスを行なっています。
このスターリンクは、韓国のATMメーカとの業務提携も行なっており、Neo ICP Korea製のATMのメンテナンスも行なっています。
Digitalxとは??
Digitalxは、ブロックチェーンの技術を使用し、決済システムのソフトウェアを開発している企業です。
主にスマホのアプリや、決済端末へのソフトの開発を行なっている様です。
ATMで法定通貨(例:円)と仮想通貨が使用可能に!?
今回のJV契約でスターグループとDigitalxの企業の得意分野を融合すると、どの可能性が広がるかというと、
スターグループ全体で所有するATMの約2,400台で通常の法定通貨だけでなくビットコインの購入や換金が可能となります。
また、Digitalx社の素晴らしいところは、既存のハードウェア(ATM)を使用し、そこに新しいDigitalx社が開発するソフトウェアをインストールする事で、利用可能になるという事です。
さらに、これはビットコインだけでなく他のアルトコインに対しても利用可能にしていく方針であり、世界展開も視野に入れている様です。【以下参照】
この開発は、アルトコインに対しても、適用できる可能性を秘めている。さらには、オーストラリアだけでなく他国にも展開可能である。
This development may also be able to be applied to other cryptocurrencies and be distributed internationally.
さいごに
スターグループとDigitalx社という両業界のトップが手を結び技術開発する事で、インフラ整備の起爆剤となる可能性のあるニュースかと思います。
これにより、オーストラリア国内ではもちろんビットコインをはじめとする仮想通貨(正式:暗号通貨)が普及していく可能性が高くなってきました。
さらに、世界展開も視野に入れているため、この技術(権利)を日本や、多くの国に展開すれば、新しいハードウェア(ATM)は不要で、既存のハードウェア(ATM)を利用できるため、導入の敷居もさほど高くないのではないでしょうか?
そういう意味では、今後のビットコイン等の普及に対する素晴らしいニュースかと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
補足:ビットコインの価値推移に関するニュース
ビットコインの価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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