ライトコインのマイニング方法について、ビットコインと多少異なる事がありますので、ここでは、それについて紹介したいと思います。
また、ライトコインとは何??という方は是非右記リンクを参照の上、以下を読む事をお勧めします。【リンク:ライトコインとは??】
目次
マイニングとは??
そもそもマイニングとは何?と言う方もいらっしゃるかもしれませんので、マイニングの詳細については、以下リンクを参照ください。
【リンク:ビットコインのマイニング】
仮想通貨(正式:暗号通貨)の基礎であるビットコインのマイニング方法とライトコインのマイニング方法は、ベースは同等です。
従い、上記リンクを参照いただければ、マイニングの基礎については、理解いただけるかと思います。
ビットコインとライトコインのマイニング方法の違いは??
ビットコインとライトコインのマイニング・アルゴリズムの違いは、以下の通りです。
- ビットコイン:SHA256方式
- ライトコイン:Scrypt方式
上記2種類の違いは、マイニングで重要となるハッシュ関数の計算方法の違いです。
Scriptは、ビットコインのマイニング方法SHA256方式に比べ、複雑でメモリを占有します。
そのため、それだけ処理時間が長くなると言われてきました
なぜライトコインの方がマイニングに時間を要しないのか??
もともとは、上記に記載して通り、メモリ容量を占有し、より高度なスーパーコンピュータが必要と考えられてきました。
しかし、ハッシュ関数というのはマイニングだけでなく、昨今のICT発展の技術やセキュリティ技術の1つとなっています。
そのため、Wi-Fiにもハッシュ関数の技術は使われていますし、銀行網でもハッシュ関数の技術は応用されています。
従い、このハッシュ関数のアルゴリズムの1つであるScryptの技術が改良され、最適化される事で、SHA256よりも効率的に計算する事が出来る様になりました。
結果として、ライトコインの方が、ビットコインよりも、より早くマイニングする事ができる様になったというわけです。
マイニング時間の低減により問題はないのか??
マイニングのアルゴリズムを適用する当初は、SHA256の方が、主流であり、Scriptの方が、マイナーでした。しかし、現在は、Scriptも開発が進んでいます。
結果として、現在はScriptの方が、承認スピードを低減する事ができたのですが、その反面、マイニングの難易度が低くなってしまったということも挙げられます。
これにより、悪意のある第三者によるハッキングの可能性がビットコインよりも高いということも考えられます。
さいごに
ライトコインは市場としてビットコインと同様ですが、インフラ整備の面で、まだまだビットコインに及んでいません。
ただ、ビットコインがSegWitを適用したとしても、まだまだ承認速度の面で優位性がありそうですので、ライトコインの賛同者がどの程度、そのインフラ整備に注力できるかが鍵となるでしょう。
また、承認速度だけでは、「リップル」や「モナーコイン」に遅れをとっています。加えて、セキュリティ面でも、ライトコインとしてどの様な強みを出すかが、ライトコインの今後の価値向上に繋がるかと思います。
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