ノアコインについて、世間では詐欺として、よくネット上に露出しています。
そんなノアコインについて、新しいニュースが出ましたので紹介します。
ノアコインの市場について
ノアコインの市場については、新しいニュースではありませんが、メディアの露出が増えるにつれ、元々の目的がブレ、異なる点に注目されて来ているため、再度押さえておく必要があります。
ここがブレると、ターゲットがぶれてしまい、ビジネスとして成り立たなくなるので、一番ポイントになるかと思います。
ノアコインの市場は、あくまでフィリピンの出稼ぎ労働者に向けての通貨です。
いわゆるOFW(Oversea Filipino Worker)です。
彼らが現在海外から、フィリピンに送金している金額は、年間3兆円です。
さらに、毎年1500億円ずつ、この送金市場は拡大しているとも言われています。
これは、あくまで国際送金サービスを利用している人たちの送金金額であり、闇でフィリピン国内に送金されている金額は含まれていません。
詳細情報については、以下図を参照ください。
フィリピン人が闇で国際送金する理由として、皆さんご存知の通り、一般の金融機関を使用した場合、国際送金手数料は、約10〜12%を取られてしまうため、そういう送金サービスを使用せず、ダンボールの中に忍ばせて、送金する人たちも多いからです。
また、この送金手数料だけで、年間1500億円も各金融機関に払っています。
手数料が安いのであれば、ビットコインでもいいのでは??
おそらく、ここの読者の方であれば、すでに仮想通貨(正式:暗号通貨)について、ご存知の方も多いため、わざわざ、ノアコインを使用し、国際送金するのではなく、ビットコインを使用すればいいのでは??
と思う方も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
そういった意味で、後から出て来たノアコインが通貨として根付くのは難しいのではないかと考えました。
しかし、ここに1つ盲点がありました。
コインチェックの開設を行う場合、新しく2017年4月1日より施行された仮想通貨法のKYC(Know Your Customer)という規律の元、取引所は、顧客の身元をしっかり管理する必要があります。
この身分証明が、OFWにとってハードルが高いというわけです。
もちろん、外国人登録証明書の提出でも開設可能とはなっていますが、但し書きで、
在留資格が、特別永住者又は永住者のものに限るとなっています。
今現在、日本にも多くのフィリピン人が労働していますし、私の会社の技術者の1人にもフィリピン人がいますが、彼らは大半が期間限定(約1〜2年間)のVISAで、日本に来ています。
従い、こういう人たちは、コインチェックでの口座開設は難しいということです。
そのため、ビットコインでの送金の前の、ビットコインの購入が難しいため、フィリピン人に根付かないというわけです。
もちろん、奥の手で海外取引所なら出来るだろ!!
という声が聞こえて来そうですが、その場合、海外の銀行口座にお金を送金する必要があります。
その時点で、海外送金になってしまい、手数料が発生するので、もともとの目的である、送金手数料を安く抑えたいという目的から外れてしまいますね。
ノアコインで本当にこの問題が解消されるのか??
ノアコインは右記の記事(リンク:10章参照)でも紹介した通り、Fintech(Financial Technology)で有名なNIPPON PAYと業務提携することを発表しました。
そして、今回フィリピンで有名なSCI(Satochi Citadel Industries)と業務提携の契約締結したことを発表しました!!
このSCIは名前でピンとくる人もいると思いますが、ビットコインのブロックチェーン技術を用いスマホでの決済の展開を得意とする企業です。
さらには、2015年にBuybitcoin.phというフィリピンで初めてのビットコイン取引所を買収し、取引業務も行うようになり、名実ともにビットコインの技術とサービスを取り扱うフィリピンでの大手企業となっています。
このNIPPON PAYとSCIとノアコインの業務提携により、OFWでも手数料がほぼ無料で、送金可能となりました。
では、その詳細については以下の通りです。
ビットコインが出来ないことをどうやってノアコインで対応するの?
ビットコインは、OFWにとってコインチェック等の取引所での口座の開設に問題があるという事は前章で説明しました。
では、ノアコインがここを解消した方法とは、単純で、SCIでの口座開設であれば、フィリピン人なので母国フィリピンが対応するので簡単ですよね?
というのもSCIはフィリピンの大手取引所の1つだからです。
そして、前章で説明した通り、SCIはビットコインのブロックチェーン技術をベースに新しいウォレットやプラットフォームを作成しようとしています。
ここについて、NIPPON PAYとも業務提携を進めていますので、OFWは母国のフィリピンで口座を開設し、入金はNIPPON PAY加盟店(例:コンビニ、ファミレス)の各店舗から入金が可能ということです。
少し例えて話すと、SCIが作ったウォレットは取引所の機能も兼ね備えており、購入する際に、NIPPON PAYの加盟店での支払いを選択できるということです。
これにより、日本にいるOFWでも入金が可能になるということです。
以下がそのイメージ図です。
さいごに
ノアコインの市場は、まずはあくまでフィリピン出稼ぎ労働者の送金ですので、年間3兆円規模の市場ということになります。
これが大きいのか小さいのか?ということですが、以下が主要な市場の規模を示したものです。
従い、以下と比較した場合、3兆円規模の市場は決して小さいわけでもなく、それなりの市場規模があることは分かります。
ただ、これは全世界のフィリピン人出稼ぎ労働者がノアコインに参入した場合の市場規模ですので、ほとんど参入しなければ、意味がありません。
また、インフラ整備が日本とフィリピンのみでしか実施されなかった場合、市場は1500億円程度と大幅に縮小されます。
そういった意味で懸念材料は、まだまだ残されているといったところです。
■市場規模:
自動車関連 62.5兆円
建設業 51.0兆円
医療 40.8兆円
不動産 39.4兆円
アパレル 9.4兆円
ビットコイン 4.8兆円
タバコ 3.9兆円
パチンコ 3.3兆円
化粧品 2.5兆円
ホテル業界 1.3兆円
他の懸念材料としては、SCIがウォレットやプラットフォームの製作を手がけるという事ですが、ビットコインからどのような改善を図っているかというところも、まだ不透明です。
例えば、毎秒のトランザクション数を拡張したのか?スマートコントラクトは取り入れたのか?等です。
また、日本とフィリピンでの市場拡大のヴィジョンは概要が掴めましたが、他国でどのように展開していくのかというところも、懸念点かと思います。
いずれにせよ、素晴らしいニュースには違いありませんが、まだまだ不明点も多く、詐欺ではなくても、市場公開後に価値が暴落する可能性もまだ秘めているといったところでしょうか。
やはり、ノアコインとして購入者に、その辺の技術的説明と今後の展開するためのヴィジョンを明確に説明しなければ、暴落という悪夢が待っている可能性もありますね。
従い、次回のニュースでは、その辺をぜひ明確にしていただきたいと思います。
ちなみに、興味のある方は是非、以下URLからノアコインのICOに参加して見てはいかがでしょうか??
URL: (メールアドレス登録用)
https://noahcoin.co/signup?parameter=2dfe30dfe069d0e08132a12ecb64eccc
最後までありがとうございました。
補足:ノアコイン通貨関連ニュース
ノアコインの開発状況
ノアコインの開発は特に遅延なく、順調に進んでいるとのことです。
そして、2017年10月上旬にホワイトペーパーを公開する予定との事です。
このホワイトペーパーとは、企業が発行する報告書のようなもので、仮想通貨(正式:暗号通貨)で言えば、企画書や開発ロードマップのようなもので、技術的な内容を網羅していることが多く、
仮想通貨発行前に、該当通貨の内容を知ってもらうための文書を意味しています。
従い、これにより、ノアコインがどのような点で、他の仮想通貨(正式:暗号通貨)と差別化が図られているか、明確に分かると思います。
ウォレットの開発状況は?
ウォレットの開発状況についても、順調ということです。
年内に、完成予定ということですが、私も2年ほどフィリピンに住んでいたため、わかるのですが、年末、クリスマス周辺になると作業効率が著しく下がるという国民性のあるフィリピン人のため、まだまだ分からないかと思います。
でも、年内目標で完成させれば、2018年6月のリリースには間に合うでしょう。
加えて、色々と気になる箇所もあるため、実際に、ウォレット製作メーカに直接問い合わせもしています。
回答が一度ありましたが、追加質問をしているため、回答があれば、公開します。
第3期プレセールは通常に実施するのか?
ノアコインは、世間からの詐欺ではないか?という心配な声が上がり、返金対応を2017年7月10日から2ヶ月間してきました。
従い、本当に第3期プレセール実施されるのかという心配が上がりましたが、2017年10月下旬から11月初旬に開始されるようです。
これで、第3期プレセールもまともにできないとなると、大問題になりますので、まずは良かったです。
ノアリゾートの進捗は??
ノアリゾートについても、すでに完成間近のようです。
場所が、ミンダナオ島のダバオ市という爆弾テロが多発する箇所であるというのが少し気になりますが、
ミンダナオ島自体は、綺麗な島であり、現在のフィリピン大統領であるドゥテルテ大統領の故郷でもあるため、そのような点から、リゾートとして選ばれたのかもしれませんね。
ノアシティの建設状況は??
9月30日に正式に調印されたようです。
HORIZON MANILAの一角にノアシティができるとの事で、最初の情報と少し異なっていますが、
これも、どの程度確度の高い情報かは継続して監視する必要がありますね!!
広報活動状況は??
2017年11月にフォーブス誌、12月のエコノミスト誌にノアコインの記事が掲載される予定です。
11月テレビ放送
週1回、30分放送
仮想通貨番組地上波+BS
メインパーソナリティ泉忠司さん
ここで、しっかりノアコインの素晴らしさと、他の仮想通貨(正式:暗号通貨)よりも優れているという点を正確に発信してほしいですね。
それにより、注目度が向上することに期待したいです。
ノアコインの上場決定!?
今後高騰する可能性はあるのか!?
2017年から2018年にかけて、プロモーターの泉氏からビットコインやADAコインを超える
通貨になる可能性が高いとして宣伝されていたノアコインですが、
なんと、
ノアコインの管理団体であるノアファウンデーションからHitBTCへの上場が決まったと報告がありました。
基本的に、上場が決まれば、一次的にでも、価値が高騰するため、今後が非常に気になりますね。
▪ノアファンデーションからのメール(2018年3月9日)
お世話になっております。
ノアプロジェクトサポート事務局です。平素よりノアプロジェクトへ格別のご支援を賜り、
誠にありがとうございます。プロジェクトの予定より約3ヶ月も早く、
晴れてノアコインが上場を果たす第一弾の
上場取引所を発表いたします。その取引所は
イギリスの『Hit BTC』となります。
Hit BTCは2013年9月に設立され、世界トップ10に入るほどの取引量を誇り、
BITCOIN GOLDのフォークの際にもいち早く配布対応した
世界的にも非常に有名な取引所です。そのような大手取引所への第一弾の上場を発表できることを、
関係者一同、大変嬉しく思っています。もっとも早ければ2018年3月12日に上場となりますが、
システム等の都合で上場日がズレることがよくありますので、
今のところまだ上場の確定的な日付はお伝えできません。
取引所の過去の事例では、時期のずれは、長くとも3週間程度までとのことですので、
遅くとも4月上旬までには上場されることとなります。また、さらなる大規模な取引所をはじめ、
その他の取引所への上場準備もどんどん進んでおります。
発表できる段階になり次第、
順次発表してまいりますので、楽しみにお待ちください。第一弾の上場を果たしてからも
皆様とプロジェクトをさらなる高みへと目指して
邁進してまいる所存でございます。何卒変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
HitBTCという取引所とは??
HitBTC(ヒットBTC)とは2013年にイギリスに設立された仮想通貨の取引所です。
取扱通貨の数が多く、多くのアルトコインを取扱しており、世界的に見ても有名な取引所の1つです。
ちなみに、HitBTCの取扱通貨は、あのBinanceよりも圧倒的に多く、まずは仮想通貨の登竜門といった感じでしょうか。
取引所 | 登録通貨数 |
HitBTC | 231 |
OKEx | 141 |
Bitfnex | 38 |
Binance | 108 |
(2018年2月7日付情報)
日本では、2017年10月にビットコイン(BTC)のハードフォーク時に、
ビットコインゴールド(BTG)が無料で付与されるという事が話題となり、日本での認知度が上がりました。
また、現在は、日本語対応にも準備を進めており、一部の表記は既に日本語対応になっているため、今後期待出来ますね。
加えて取引手数料も非常に安く、指値注文であれば、-0.01%と取引額の0.01%が逆にもらえるので、世界的に見ても人気な理由が分かります。
従い、ノアコインが上場のニュースが出た今、登録しておくことをお勧めします。
登録URL:https://hitbtc.com/?ref_id=5aa3177b901bd
ノアコインは今後価値を高騰させるのか??
ノアコインは、まずHitBTCに上場したため、一時的かもしれませんが、価値を高騰させる可能性は高いですね。
しかし、一度価値が上がれば、必ず下がります。
そのため、また新しいニュースをノアコインとして発信して行く必要があります。
それが、例えば、以下のようなニュースだとしたら、そのインパクトは想像するだけで、破壊力がすごいと思います。
※この情報は、正確な情報でない可能性もあるため、ご注意ください。
kindleで本買って読んだら
上場先
ビットフライヤー って
書いてあるけど
これ本間なんですかね??#ノアコイン #Noahcoin #NAC #ico #上場 #仮想通貨これ内緒なん? pic.twitter.com/AznH0wnVXE
— solo1207 (@solo12071214yu) 2018年3月6日
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