イーサリアムの可能性を拡大させる1つの要因は“スマートコントラクト”です。
そして、もう1つの要因として“EEA(Ethereum Enterprise Alliance)”があります。
このEEAへは多くの企業が現在参加しており、日本ではTOYOTA自動車が参加しています。
その他にも有名企業として、“インテル”、“マイクロソフト”等があります。
そして、今回新たに参加した企業について情報がありましたので、ここで紹介します。
目次
EEA情報:ロシア最大銀行SberbankがEEAへ参加
ロシア貯蓄銀行Sberbankはロシア最大の商業銀行で、正式名称は、
ロシア連邦貯蓄銀行です。
ロシア国内に2万箇所の支店を保有しています。
このロシア最大の商業銀行であるSberbankは既存の銀行網及びシステムに対してイーサリアム・ブロックチェーンの導入テストをするために、EEAに参画したようです。
実は、ロシア国内の多くの銀行は、イーサリアム・ブロックチェーン技術の導入検討を2017年の初め頃から検討していました。
そして、SberbankのCEOであるHerman Gref氏は、2019年までにブロックチェーン技術を既存ネットワークに導入する様に、計画を進めており、その計画遂行のためにもEEAへ参画する必要があったわけです。
実際にSberbankの執行役員Lev Khasis氏は以下のとおり語っています。
SterbankとしてEEAへ参画することは、当社の計画を遂行するために、重要なことである。このEEAのメンバーシップは、最先端の開発とブロックチェーン技術に関する国際的な専門知識の吸収のために、必要なことである。
EEA情報:KDDIもEEAへ参加
KDDIはEEAへ参加し、“スマートコントラクト”の導入検証をする事を表明しました。
KDDIは、ネットワーク・インフラ企業として、スマートコントラクトを導入することで、市場動向について研究したり、
IoTと組み合わせることで、新たなサービスの創造を検討している様です。
例えば、家庭内の不足気味の日用品の在庫状況をブロックチェーン技術で管理し、その最新情報を元に、メーカへ自動購入依頼をネットワーク経由で、依頼したりすることで、ネットワークとサービスの拡大を目指している様です。
それを実現するためにも、EEAへ参画し、開発状況の共有をして、日本市場に最先端技術を適用しようと考えている様です。
さいごに
イーサリアムの大きな可能性の1つであるEEAですが、やはり、この様な大きな団体が、企業間の垣根を超えて、技術力を集結させることでで、
その技術を確立させ、技術の標準や規格を確立させていきます。
そして、どこの企業でも活用可能な形に落とし込まれていきます。
もし、その標準規格をEEAが確立させた場合、イーサリアムとの連携も考えた形になるでしょう。
そうすれば、イーサリアムは、より簡単に使用できるネットワークが形成されますし、さらには、IoTとの連携も検討されると予想されます。
これより、イーサリアムとして市場のニーズにあった通貨となり、イーサリアムの市場が拡大することが予想されます。
上記理由より、非常に興味深いニュースではないでしょうか。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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