2017年に入りビットコインがメディアを通し、我々の目にする機会も多くなってきたかと思います。
例えば、以下のようなCMです。
ただ、やはり怪しいと思う人が多いと思いますので、世界のアナリストがどのようにビットコインを評価しているのか纏めましたので紹介します。
目次
ビットコインの評判 (1)
イングランド銀行会議の国際通貨基金(IMF)のマネージングディレクタであるクリスティーヌ・ラガルド氏は、
ビットコインと仮想通貨市場は、インターネットと同様の未来があり、
可能性の大きさとして、中央銀行、従来の銀行業を置き換え、法定通貨の独占される可能性もあると語っています。
また、クリスティーヌ氏は、ビットコインを始めとする仮想通貨(正式:暗号通貨)について、
現在ある問題点は、時間が解消するものであり、修正可能であるとも語っています。
(抜粋)
Bitcoin and cryptocurrency have as much of a future as the Internet itself. It could displace central banks, conventional banking, and challenge the monopoly of national monies.
Only substantial problems with existing cryptocurrency are fixable over time.
加えて、クリスティーヌ氏は、仮想通貨(正式:暗号通貨)の可能性を罵倒する同僚たちに対して、
パソコンやタブレットが普及しようとした際の例えと比較し以下のとおり語っています。
以前は、パソコンが決して社会に採用されないと主張した専門家もいた、またタブレットに関しては、高級なコースターにしかならないと語る専門家もいた。
しかし、現在は、両者ともに普通に使用されている。
従い、仮想通貨(正式:暗号通貨)を採用しないことは賢明ではない。
Not so long ago, some experts argued that personal computers would never be adopted, and that tablets would only be used as expensive coffee trays.
素晴らしいコメントであり、先見の明がある方は、やはり可能性を理解されている事が十分にわかるコメントではないでしょうか。
ビットコインの評判 (2)
ビットコインを始めとする仮想通貨(正式:暗号通貨)が持つブロックチェーンという技術に感銘を受けた、ダイヤモンドの鑑定士たちは、
ダイヤモンド市場で問題となっている鑑定書の改ざんに対する対策として、取引に対して現在ビットコイン取引を推奨しているようです。
そして、取引の際に、ブロックチェーン内に「売買記録」と「鑑定書」を記録することで、
世界で取引される際でも、鑑定書の改ざんを防止できるとして、とても注目されています。
現場やお客様と面直する人たちのダイレクトな要望に対しても、対策できるということで、素晴らしい通貨(ツール)ですね。
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ビットコインの評判 (3)
Y Combinator Demo 2017という世界的にも有名なイベントでは、「新規技術」や「新規開発品」のプレゼンが行われます。
Coinbaseという仮想通貨(正式:暗号通貨)の取引所の共同開発者であるFred Ehrsam氏は、
現在の問題は、ブロックチェーンを開発する技術者が少ないことであり、その問題が解決すれば、ブロックチェーンの技術はさらなる拡大と信頼性向上が見込まれると語っています。
そして、その時がさらに市場の価値が大きく拡大するタイミングであると語っています。
やはり、現在の仮想通貨(正式:暗号通貨)市場は、まだまだ市場として小さく、現場サイドの目線からしても、まだまだ問題点があり、バブルではないということが分かるかと思います。
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ビットコインの評判 (4)
やはり、ビットコインの評判を語る上で、2017年9月に語られたJP MorganのCEOであるShape Shift氏の発言は欠かせないでしょう。
Shape Shift氏は「ビットコインは詐欺である」という発言し物議をかましました。
BREAKING: JPMorgan CEO Jamie Dimon says bitcoin “is a fraud” that will eventually blow up https://t.co/ZnbSx16LT9
— CNBC (@CNBC) 2017年9月12日
しかし、その後、ビットコインの価値が暴落すると、自分たちで、ビットコインを買い増ししていたのです。
ガッカリですよね。
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ビットコインの評判 (5)
BitGoというウォレットメーカのエンジニアであるJameson Lopp氏は、過去の推移から計算し、ビットコインが同様の成長を見せた場合、
2020年までに2750万円/BTCまで
価値を急騰させると語っています。
成長率ということも含め自身のツイッターで以下のとおり公表しています。
Bitcoin average DAILY value change:
2010: +0.82%
2011: +0.76%
2012: +0.26%
2013: +1.11%
2014: -0.25%
2015: +0.09%
2016: +0.22%
2017: +0.66%— Jameson Lopp (@lopp) 2017年6月5日
上記は一日あたりの成長率を示しているのですが、日々0.42%の成長率が必要となります。
これは、過去の経緯から考えても、高すぎる目標ではありませんが、ここまでの継続した成長率が期待できなくても、それに近い成長率があった場合、とても期待できますね。
ビットコインの評判 (6)
アメリカ合衆国のTipRank社という経済アナリストのランク付けをしている会社も認める経済アナリストであるRonnie Moas氏は2020年までにビットコインは
165万円〜220万円まで価値を高騰させるだろう
と予想しています。
その理由に関し、以下の通り語っています。
ビットコインを含む仮想通貨市場は、現在1.5兆円規模ですが、今後10年以内に、倍以上になることは間違い無いでしょう。
理由として、この仮想通貨への投資が、インターネット・バブルの時と非常に似ているからです。
インターネット・バブルの象徴であるAmazonやGoogleへの投資は、1990年以降から急激に成長し、当初100ドルにも満たない価値であったものが、
現在では900ドルを超える程度になっています。しかし、この仮想通貨市場を引っ張るビットコインは、すでにこのインターネット・バブルの記録を凌駕しており、今後さらに注目を浴びることは間違いないでしょう。
投資家として考えなければいけない事は、現在どこにこの商品がいるのか?ではなく、今後どこへ行こうとしているのかです。
その点から、ビットコインは一過性のバブル状態では無いと私自身は思います。
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さいごに
今回の内容から分かることは、やはり期待度の高さが高いということです。
さらには、ITバブルの時と同じ期待感が多く、やはりこれが第四次産業革命の始まりであるということが分かるのではないでしょうか?
もちろん、批判される意見も大事であり、その問題点に対し、ビットコインを始めとする仮想通貨がどのように対処しているのか、その点に注目すると
さらに面白くなると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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