今後の日本経済、そして自分自身の生計がどうなっていくのか・・・日々悩んでいるトラエンです。
そんな中生産性という視点で、世界と日本を比較した場合どうなのか?
この事について記事にしたいと思います。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ デジタル・トランスフォーメーションって?
✔︎ 日本の生産性がやばい?
日本の弱みはデジタル・トランスフォーメーション
1995年以降、日本経済の一番の問題は・・・
産業の生産性の低さです。
そして、これはコロナによってまさに表面化しています。
この大きな原因は、やはりデジタル・トランスフォーメーション(以下 DX)でしょうね。
えっ?デジタル・トランスフォーメーション?
なにそれ?
という方もいるかもしれませんが・・・
ちょっとこれは覚えておかないとヤバいです。
デジタル・トランスフォーメーションというのは、よくIT化と勘違いされやすいのですが、経産省のDXの定義は以下の通りです。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
言い換えると、DXは「ITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」を意味します。
その目的は「企業の競争優位性を確立すること」です。
つまり「IT化」と「DX」の違いは、IT化が業務効率化などを「目的」として、情報化やデジタル化を進めるものだったのに対し、DXはそれを「手段」として、変革を進めることです。
アメリカはこのDXが1990年代から推し進められており、
そこで出てきたのが、あの巨大企業Amazonです。
アメリカには他にも、ウォルマートなどがありますが、こちらもWEB販売と宅配を充実させています。
もちろん、日本がなにもやっていないわけではないですが、百貨店などは全く追いついていないですよね。
結果、外出自粛で破産や破綻寸前に追いやられています。
日本の生産性はやはり低い?
本当に我々日本の生産性は低いのか?
これ、何となく周りから言われたりしますが・・・
データとしても出ていますね・・・。
ちょっと情報が古いですが、人的生産性という指標があり2012年の情報が公開されています。
この人的生産性とは何か?
それは、「企業の付加価値÷労働時間=人的生産性」です。
そして、この数値についてアメリカを100とした時の日本の数値を表した結果が以下の通りです。
ん〜〜やはり大国アメリカとは大きく差を広げられている事が見て取れますね・・・。
小売なんて、米国の生産性と比較すると50%以上低い状態です。
そりゃ潰れる企業が続出する訳ですね(泣)
他の産業とも比較すると、正直世界と勝負できる産業が少ない事もよく分かります・・・。
もちろん、これが、全てDXが原因という訳ではないでしょうが。
それも一因にある事は間違い無いですね。
さいごに
今回の事実をもとに、「あぁ〜日本ダメだ〜」と悲観的になる必要は別になりです。
この事実を見れば、やはりDXの分野が今後さらに注目されていく事は、手に取るように分かります。
そして、日本企業にもここに力を入れている企業はある訳です。
今後こういった分野がさらに伸びていく可能性が高く、そして、多くの産業をつないで伸びていく可能性もある訳です。
特にこの米国と比較して勝負できていない分野で、このDXに力を入れている企業は、今後楽しみですよね。
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