運用はやはり長期投資に限ると考えているトラエンです。
本日のニュースは悪いときにしか、なかなかピックアップされないGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)の2020年度1Qの運用実績についてです。
本記事のポイントは以下の通りです。
✔︎ GPIFが過去最高益達成
✔︎ 情報を読み取る力が重要
GPIFが運用益12兆円
悪いニュースというのは、やはり一気に拡散される傾向にあるため、ついつい失敗して、全員で叩く傾向にあるのですが・・・
GPIFしっかり復活してきています。
なんと2020年8月7日に発表された4〜6月期の運用実績は・・・
12兆4868億円の黒字だったそうです。
さすが、世界最大の投資ファンドですね。
ちなみに、この四半期の結果は、2016年10月〜12月期の最高益である10兆4971億円を超える過去最高運用益です。
詳細は、以下のTwitterを参照してください。
GPIF、運用益12兆円超 4~6月、四半期で最高https://t.co/GVwcQGqMvc
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) August 7, 2020
まぁ、そりゃそうですよね。
コロナの影響で大暴落し、そのときに買い支えの勝負に出たわけですから、それが成功し結果として最高益というわけです。
あれだけのボラがあれば、そうなりますわね。
これで、GPIFの累計収益は、+70兆円強となり、年率+2.97%です。
2019年は、▲8兆2831億円(年率▲5.2%)というマイナスの運用実績でしたが、
まぁ、含み損ということですので、ナンピンを打って乗り切ったという感じですよね。
さいごに
ついつい世間のニュースというのは、悪いところばかりを発信しがちです。
まぁ、これは発信側にも問題がありますが、こういう不安を煽るニュースというのは、やはり注目度が高くなるんですよね。
しかし、本当はその問題があった後に、どういう対処をして復活したのか?
また、失敗したのかの方が重要です。
世間では、こういうマイナスな情報と数字をもとに変に煽(あお)って、詐欺情報が横行しがちです。
ただ、常に市場で戦っている以上、いい時もあれば、悪い時もあるわけです。
ですから、そのことを理解して、長期的に資産拡大できる様に、自分で情報を読み取っていく必要があります。
[…] ● GPIF復活の狼煙をあげる […]
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