実は知られていない本当の倒産件数とは?

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経済が疲弊し、資産拡大にどう対応していけば良いか日々頭を悩ませているトラエンです。

本日のニュースは、よく指標として出されている倒産件数ではなく、リアルな倒産は何件ほどなのか?ということについてです。

これで日本のヤバさが少しわかる気がします。

ポイントは以下です。

✔︎ 実は倒産は2種類ある
✔︎ 報道を鵜呑みにしてはいけない



実は倒産とは2種類あった

東京商工リサーチによると、2019年の企業倒産件数は、8,383件と前年比で1.8%増隣、リーマンショック期である2008年の15,646件以来の11年ぶり前年を上回りました。

ちなみに、2020年上期は4,001件と前年同月比0.27%と増えてはいるものの、爆発的な増加とまでは言えない状況でしたので、若干不思議に思って調べてみると・・・

実は、倒産には以下2種類がありました。

・会社更生法に基づいて裁判所が法的に整理した倒産
・私的整理による倒産

ちなみに、私的に整理した倒産の場合、企業名や経営者名が公表されなく、裁判所への申し立て手数料や弁護士費用なども不要だそうです。

そのため、多くの経営者が、私的整理による倒産を選ぶみたいですね。

そして、何より驚きがこの私的整理の倒産は、東京商工リサーチの倒産という結果に載ってこないんです・・・。

だから、よくメディアで報道される倒産件数が横ばいで、日本は頑張っているという報道にはもう1つ裏があるということです・・・。

恐ろしいですね。

ちなみに、先ほど言った法的処置による倒産が以下の図でいうで、私的整理による倒産がです。

この図から分かるとおりやはり、倒産件数というのは、着実に伸びていることが分かりますね。

そして、2020年は、この私的整理の倒産の数と倒産の件数の合計が、6万件を超えるとも言われています。

恐ろしい数値ですよね・・・。

さいごに

メディアによる報道で倒産件数が横ばいであり、ギリギリ政府の政策により我々国民の生活が保たれているなどのよく分からない報道があれば、それは少し考えた方が良さそうですね。

というのも、この状況でそりゃ無いでしょ(笑)

むしろ、その裏には、数字のマジックがある可能性があります。

そのため、ぜひ真実を見るためにも、調べてみてください。

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