2017年は多くの仮想通貨が高騰を見せています。
そんな中、今年240倍以上も価値を高騰させた注目されている仮想通貨の1つであるリスク(LISK)について、紹介します。
目次
リスク(LISK)という仮想通貨とはなに??
仮想通貨(正式:暗号通貨)の1つであるリスクとは、
以下の技術を活用し、分散型プラットフォーム(DApps)をLISKは構築しています。
❶ サイドチェーンを使用
❷ スマートコントラクトを使用
❸ 発行枚数に制限がない
❹ 開発環境がJavaScriptを使用
この技術による利点について、以下章で詳細を記載しています。
サイドチェーンを使用
ビットコインではブロックチェーンが使われていることはご存知でしょうが、
リスク(LISK)では、サイドチェーンという技術が用いられています。
ブロックチェーンは一本の鎖(チェーン)で一方向に情報を残していくことでコピーや二重取引の防止しています。
しかし、サイドチェーンでは、分散型アプリケーション(DApps)毎にひとつずつサイドチェーンを用意し、その上にコードを書いていくような形になります。
例えば、LISKというプラットフォームの上に、各々のアプリ(例:ゲーム、送金システム)があり、それぞれ別のサイドチェーンでアプリが動作します。
この様に、複数のブロックチェーンを使用しているため、ハッキングなどのセキュリティ面で従来のものより向上しているというメリットがあります。
サイドチェーンを細かく分散する事で、性能や処理速度の向上、セキュリティ面の向上、さらに過去にさかのぼって修正できるなどのプラットフォームの柔軟性を持ち合わせています。
このサイドチェーンを用いるという技術からトランザクション(取引)の承認速度が
わずか10秒ほどで完了する様です。
これは、リップルに比べると遅いですが、それに次ぐトランザクションスピードが確保されており、素晴らしい利点と言えるでしょう。
(以下他の通貨との比較ツイート)
When it comes to payments at scale there’s no comparison. #XRPtheStandard #undisputed pic.twitter.com/nxaTIYlFb1
— Ripple (@Ripple) 2017年12月21日
スマートコントラクトを使用
スマートコントラクトでメジャーな通貨は、みなさんご存知のイーサリアムでしょう。
ちなみに、リップルにはありません。
この技術を活用することで、契約内容も含めて、ブロックチェーン上に保管することがでいます。
● イーサリアムとは?
2.2章にスマートコントラクトの記載有
今後は、仮想通貨として必要な機能の1つになりそうですね。
発行枚数に制限がない
発行枚数の制限として、ビットコインは2100万枚の制限があります。
この仕様から、ビットコインは上限が決まっているので、デジタルゴールドとも呼ばれています。
一方、リスク(LISK)は、この上限枚数というものがありません。
従い、発行枚数がどんどん増え、インフレ状態になるのではと考えましたが、
すでにプログラムで、毎年発行枚数が減少していく様に、プログラムされていることが分かりました。
従い、誰かにより、価格を操作される様な心配もない様ですね。
開発環境がJavaScriptを使用
開発環境とは、実は重要です。
例えば、JavaScriptで作成されたアプリケーションと他の開発ツールで作成されたアプリケーションは、データの共有等も難しい場合が多いです。
従い、世間一般的に使用されている開発ツールで開発するという事は、非常に重要になります。
また、JavaScriptは世界中に広まっている開発環境であるため、多くのエンジニアが、開発や改修できるというのも、大きな強みの1つとなります。
従い、インドではプログラマーが多いことから、リスク(LISK)の開発に携わる方も少なくない様です。
他の仮想通貨は、汎用的な開発ツールで作成されていない通貨も多いため、流通するためには、欠かせない強みの1つではないでしょうか。
リスク(LISK)は、今後さらに高騰するのか??
リスクが今後流通する可能性について、以下の通りまとめました。
リスク開発ロードマップは??
ベルリンで開催されたリスク(LISK)のミートアップで発表されたロードマップは以下のとおりです。
このアップデートのたびに、価値を高騰させる可能性は高いですね。
リスク(LISK)とMicrosoftとの協業
リスクはマイクロソフトのクラウドサービス「Azure」の上に、リスクの機能を取り入れる予定としています。
これにより、ネットが繋がる環境であれば、同じファイルやデータを共有し、開発することができます。
また、開発環境を整えるために、Microsoftからのサポートも得られるため、適切なクラウド環境を利用することが可能でしょう。
これは、開発を適切に実行していくためには、必要なツール(道具)の1つではないでしょうか。
LISKが今後上がる10の理由~LISK30000円への道
⑤Microsoftとのパートナーシップ
19億円分Liskに投資し現在も保有してます。
当初からLiskプロジェクトの信用力も大企業のバックアップで補完。
協業による事業展開も・・・。 pic.twitter.com/a2LR44bxUW— lisktaker1.0@もうすぐアプデ (@lisk_taker) 2017年12月16日
リスクを買うためには?
リスクを購入するためには、コインチェックで購入することが可能です。
2017年12月現状市場、リスクは市場19位ですが、今後が非常に楽しみな通貨の1つと言えるのではないでしょうか。
さいごに
リスクは開発環境が汎用的である点と、サイドチェーンで多くの処理を行っているという点で、
さらに、スマートコントラクトを持ちながら処理スピードの速いというのは、他の通貨よりも利点があります。
例えば、今後ブロックチェーン技術が世間に出回り、インターネットからブロックチェーン技術に移行した場合、
汎用性を持っているリスクが脚光をあびる可能性があります。
というのも、すでに社内インフラで調達関連のアプリをJavascriptという開発環境でアプリを作成している会社も多いでしょう。
ちなみに、私が知っている会社も調達するためのアプリはJavascriptで組んでいます。
そのアプリをそのままLISKの開発環境へアプリを移行し、動作させることができる可能性も高いです。
そうすれば、リスク(LISK)という通貨も簡単に使用可能ですし、スマートコントラクトの機能も使用可能になります。
この様な事例が増えていけば、リスクが高騰していく可能性もあるのではないでしょうか。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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