ロシア中央銀行が、なんと仮想通貨取引の禁止の可能性を発表しました。
この動きにより、どのような影響があるのか?
可能性について、紹介します。
目次
ロシアがビットコイン通貨取引禁止へ?
色々と仮想通貨(正式:暗号通貨)に対する動きを見せているロシアですが、
次は、なんとビットコイン取引所のウェブサイトへのアクセス禁止を計画中のようです。
これは、ロシア中央銀行の第一副総裁であるSergei Shvetsov氏が発表したものです。
ロシア中央銀行が仮想通貨取引所へのアクセスを禁止の可能性について発表
報道を受け海外では瞬間的に大きな下落が発生。
9月の中国禁止発表時も同様に海外で瞬間的な下落を記録しています。今後の仮想通貨取引は慎重に行う必要があります。https://t.co/NUyoJ3AH0R
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年10月10日
ロシアの発言による影響は?
ロシアの発言により、ビットコインの価値はやはり、瞬間的に、600USD(6,600円)程度下落しました。(以下参照)
出典元:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-price-flash-crashes-as-russia-proposes-crypto-exchange-ban
しかし、その後また価値を戻しています。
それだけ、今回の発言による影響度が大きいことがわかります。
確かに、国際技術フォーラムでのロシアの発言で、今後対策が必要とは語っていましたが、(詳細:リンク)
まさか取引禁止の検討をしているとは、ユーザとしてもかなり驚きではありました。
中国の取引所停止から学ぶ
中国もビットコイン取引の制限を現在しております。
その時の影響度としては、一時的には、大きいものがありましたが、1ヶ月程度で価格を戻しています。(詳細:リンク)
また、ロシアの世界的なBTC保有率(以下参照)から見ても、ヨーロッパの中の一部であり、2%以下です。
従い、もちろん、一時的な影響度はあるものの、長期的な影響度は少ないのではないかと個人的には思います。
さいごに
今回のロシアの規制は正直、驚きました。
仮想通貨(正式:暗号通貨)の市場に対して、とても理解のある国であり、積極的な動きを見せていただけに、少し残念ではありますが、
もしかすると、表向きは、ビットコインを規制することで、国民を信頼できない投資先から遠ざけると言いつつも、
イーサリアムの取引を禁止に関するニュースは出ていないので、イーサリアムを全面的にバックアップする事が示唆されているのかもしれません。
いずれにせよ、ロシアの動きには引き続き、注意を払う必要がありそうですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。