ビットコインを始めとする仮想通貨の流通量は2017年に入り日に日に増加傾向にあります。
それでもなお、皆様の周りでは、信頼性に少し不安があるという声は絶えないのではないでしょうか??
そんな中、ハイパーインフレによる経済破綻している国では、すでにビットコインを対策として取り入れており、自国の通貨よりもビットコインを信頼しているという現状があります。
さらには、それに合わせて、ビットコインを使用できる店舗も日に日に増えているようです。
この記事では、それについて紹介いたします。
目次
ベネゼエラの経済破綻状況!安全性に乏しい
ベネゼエラは、わずか数年で物価が何十倍にも高騰しています。
いわゆる「ハイパーインフレ」という状態であり、人々は日々苦しんでいます。
ただ、ベネゼエラというのは、世界一の原油埋蔵量が確認されており、天然ガスや鉄鉱石などにも恵まれている資源大国です。
そんな国がこのような事態になった原因と言われているのは、社会主義だと言われています。
社会主義というのは、資本主義と異なり、自由競争はありません。
従い、ベネゼエラは自国が産油国であることを良いことに、国内でのガソリン代は、ほぼ無料状態となり、そこからの収入はない状態であり、
他国への石油等の輸出が資金源でした。
しかし、近年の原油価格暴落により、もろに影響を受けて、お金が入ってこなくなってしまい、ベネゼエラは深刻な資金不足となってしまいました。
もし、これが、自由競争が働く、資本主義であれば、石油以外の資金源が確保されており、ハイパーインフレへとは繋がらなかった可能性が高かったのではないでしょうか。
ハイパーインフレへの対策はビットコイン!安全性◎
このようにハイパーインフレが発生してしまうと、自国の通貨が廃止される可能性も出てきます。
実際に2015年ジンバブエという国は、自国の通貨を廃止し、アメリカドルや南アフリカランドといった通貨を自国に取り入れました。
ということは、現在ハイパーインフレが発生しているベネゼエラも同様のことが発生する可能性が高いということです。
そうなった場合、自国通貨の回収も行われますが、回収のためには、長蛇の列が発生してしまい、回収できない方も存在するでしょう。
そうなった場合、保有している自身の法定通貨の価値は、ゼロになってしまいます。
その対策として、現在ベネゼエラはビットコインを通貨として認め、ビットコインへ資金を移管している人たちが多数存在しているようです。
加えて、ベネゼエラのことをよく知るOsorio氏は、CBCNのインタビューでベネゼエラは、近い将来、一般的な通貨としてビットコインが出回るだろうとも語っています。
さいごに
現在のベネゼエラは以前のジンバブエにも似た状態となっており、社会主義国家の末路になりつつあります。
しかし、そんな国民にとっての救世主が、ビットコインとなろうとしています。
実際に、ベネゼエラを訪れる旅行客やビジネスマンが、ビットコインでライン地の支払いをすることも珍しくないようです。
それだけ、利用可能店舗やインフラ整備も進められているという状況です。
もちろん、世界には、経済破綻予備軍と言われる国は、ギリシャやアイルランド等欧州にも多くあります。
今回のベネゼエラの対策で、国民が興味を持てば、さらに、ビットコインへの資金流入も予想されます。
それだけ、ビットコインを始めとする仮想通貨(正式:暗号通貨)には多くの可能性が秘められていると言う事がわかる興味深いニュースかと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうざいました。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。