2020年最も注目度の高いと言えば、オリンピックのはずだったのですが、なくなり今注目度が高いのはやはり米大統領選ですよね。
(私だけがそう思っている可能性大ですが・・・)
そこで本記事では、今注目度の高いハリス氏について、解説していきたいと思います。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ ハリス氏選定の米歴史上重要な3つの理由
✔︎ ハリス氏の素晴らしい経歴
✔︎ 為替への影響は?
米歴史上最も重要な3つの理由
いや〜今回の選挙で相当荒れそうな雰囲気がプンプンしてきましたね。
というのも、バイデンさん vs トランプさんの様相から、一転して、バイデンさんが擁立してきた副大統領候補であるハリスさん。
この方が、素晴らしい人なんですよね。
その注目される理由の1つがバイデンさんが高齢のため米大統領を務めたとしても1年しか務めない可能性が高いため、そのまま繰り上げで副大統領であるハリスさんが2期目を務める可能性が高いためです。
ちなみに、このハリスさんですが、以下の通り、初物尽くしなんです。
✔︎ 初の黒人
✔︎ 初のアジア系
✔︎ 初の女性副大統領
しかも、2期目にハリスさんが大統領になる可能性があるということで、オバマ前大統領が当選した時の様な、興奮がまた選挙戦に出てきたというわけです。
ちなみに、ニューヨークのジャパン・ソサエティ理事長であり政治学者のジョシュア・ウォーカー氏は、ハリス氏の抜擢は、「アメリカの歴史上、最も重要と言える3つの理由」というのを語っていました。
それを要約すると以下の様な感じです。
- ハリス氏は、人種・移民問題を自分で語れる。
- ハリス氏は、キリスト教(バプテスト派信者)であり、母親は、ヒンドゥー教徒、夫は、ユダヤ人であり、宗教的知見が幅広い。
- 政治の根本知識が非常に柔軟で、様々な政治的訓練に対応してきた。
特に、今コロナ禍において疲弊しているアメリカにとって、影からバイデン氏を支えられ、
また、これだけ初物尽のハリス氏ですから、新しい物付きのアメリカ人にとっては、まぁ、飛びつきたくなるし、期待したくなりますよね。
多種多様な経験
前のポイントでも記載した政治の根本知識があるという点ですが、これは幼少期から備わったものの様ですね。
やはり、人を育てるのは何よりも環境が大事ですが、ハリス氏もすごい幼少気を経て来ていました。
それがなんと公民権運動デモなどにベビーカーに乗っていた時から参加していたそうです。
凄まじいですよね・・・。
母親(インド出身)と父親(ジャマイカ出身)は、世界一の高等教育を受けたくて、アメリカに渡り、学生時代に出会ったそうです。
そしてベビーカーに乗せて多くのデモに参加したとのこと・・・。
そして、母親の教えが文句ばかり言ってはダメ。何か行動を起こしなさいと教育されたそうです。
素晴らしいの一言ですね。
いやー今の日本で、引きこもりをしている連中が親のスネをかじって、クーラーの効いた部屋でネットをしながら文句をSNSに書き込むのとは大きな違いです。
そして、2016年に上院議員へ当選し、黒人女性として2人目、南アジア系では初の上院議員となったそうです。
為替への影響は?
まぁ、私にとって一番興味があるのは、為替へどういう影響があるのか?というところですが・・・
過去の9回の選挙年では、以下の通りです。
円安ドル高 7回
円高ドル安 2回
前回のトランプさんの時は、政治経験のないトランプ氏が大統領に就任することで、マーケットが不安視し、円高になるのではないか?とも言われていましたが、結果は、円安ドル高という結果でしたね。
まぁ、米国第一主義というスローガンが米国民にウケたのでしょうね。
そのため、今回大統領選挙前に、色々とトランプが中国を責め立てて、リスクオフが強まり、選挙が終われば、ドル高になるのではないかと勝手に予想しています。
それは、バイデン氏の勝利でも、トランプ氏の勝利でも、同じことかなと。
ただ、トランプ氏は、なりふり構わず、勝ちにくるでしょうから、その言動に振り回される年になりそうな気がしますね。
[…] ● 米大統領選でバイデン氏がハリス氏を送り込んだ理由とは? […]
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