巷でよく耳にする事が多くなったリーマンショック以上の株価大暴落が起こる可能性があるという事ですが、その影響をソフトバンクも受ける可能性があります。
その事について、分析してみます。
ソフトバンクとは?
ソフトバンクは、文字通り「ソフトウェア」の「バンク(銀行)」からきており、情報化社会のインフラストラクチャ(社会的基盤)の役割を担う存在になるために、社名がなっております。
従い、最初は、ソフトウェアを主に製作したりしていたのですが、今では多岐にわたる業種で活躍しています。
特に我々がすぐに思いつくのは、携帯電話会社というイメージだと思います。
しかし、日本ではすでに携帯電話は、1人1台以上というのが当たり前になっており、これ以上国内での市場を伸ばすことは難しい状態です。
従い、今は、投資会社をソフトバンク ビジョン ファンドを設立し孫正義さんが、尽力しています。
この投資会社を目指した理由は、ソフトバンクのアリババへの投資の成功です。
ソフトバンクは、米中協議でも問題になっている中国のアリババに対して、20億円投資し、なんとそれが5兆円に化けました。
2019年6月には、その一部を売却し、すでに1兆2000億円の利益確定をしております。
この様な投資で成功した経緯からファンドを立ち上げた様です。
投資事業での問題
これはあくまで1例ですが、そんな投資会社を目指しているソフトバンクですが、今WeWorkという会社に投資しています。
WeWorkは、シェアオフィス経営を行っており、特別特権のある会社というわけではありません。
もともと孫氏は、人工知能事業に対して、出資するという名目でお金を集めていました。しかし、実際は、この様な企業にも投資している状況です。
そのWeWork社は、株式上場後、なんとか5兆円も値段をつけており、まだ保有中です。ここまでは一旦成功の様に思えます。
しかし、この特別な特権のない企業の5兆円はやはり高いと言われており、現在超一流企業に成長した以下の企業でも、上場後は以下の様な株価でした。
・Amazon 500億円
・Google 3.9兆円
・Facebook 9.1兆円
今の所は良いのですが、現在ソフトバンクの現在の株での含み益は、1兆132億円で、ソフトバンクグループの約半分は投資での利益です。
しかし、今から来るであろうリーマンショック以上の株価大暴落が起こった場合、この含み益は、プラスからマイナスに転じます。
さらに、2019年6月時点での、ソフトバンクの負債は、17兆3295億円です。
この負債は、出資者が集まらなかったため、会社ではなく、孫正義氏自身の株保有を担保にお金を借りています。
担保が株価ということも、もし、大暴落が始まった瞬間、大変な事態になることは容易に想像ができますね。
さいごに
もちろん、株価が大暴落しなければ、ソフトバンクは今のスタイルを続けていけそうですが、ソフトバンクグループの取締役に元ゴールドマンサックス、元ゆうちょ銀行副社長の方が就任しています。
この方が、今回大暴落の引き金になる可能性のある、超問題の金融商品が大好きな方です。
そして、ソフトバンクグループもAI事業ではなく、結局WeWorkの様なこの金融商品を買い続けた場合、倒産という可能性も出てきます。
また、銀行が、既に企業に対してではなく、孫社長の株を担保に融資をしているという点も非常に気がかりです。
そして、膨らみすぎている借金・・・。この様な多角的な視点で、投資案件をしっかり見極めないといけませんね。
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