ビットコインは今まで価格の高騰を見せてくる中で、多くの要因から価格を高騰させてきました。
その要因の1つがハードフォークと言われるものです。
また、そのハードフォークが実施される可能性が出てきましたので、紹介します。
目次
ビットコインの価格に影響か??
ビットコインがハードフォーク(SegWit2x)を実施!?
ビットコインの価格に影響があるかもしれない、ハードフォーク(プロジェクト名:SegWit2x)が2017年12月28日に実施される可能性があるという情報が発信されていました。
https://t.co/jgrJU6BnQm Hard Fork, Take Two: SegWit2x Will Return Dec. 28, Says Founder Published by https://t.co/VfAXWE4xop #bitcoinnews
— bitcoinnews (@bitcoinnewsfeed) 2017年12月26日
このSegWit2xとは、2017年11月に実施予定でしたが、ビットコインのマイナーや取引所等のボードメンバーにより、数ヶ月間の議論の結果、コンセンサス(合意)が得られず、中止されていました。(詳細記事:リンク)
しかし、ここにきて、2017年12月28日にハードフォークを実施する予定のようです。
ハードフォークによりどのようになるのか??
まず、ハードフォークって何??という方も多いかと思いますが、その方は是非右記リンクを参照の上、以下記事を読み進めてください。
今後仮想通貨(正式:暗号通貨)を理解する上では、欠かせない知識の1つとなります。
このハードフォークを実施することで以下の問題への対策となる予定です。
- トランザクション(取引)スピード
- 取引手数料
その対策への意気込みとしてSegWit2xのプロジェクトの創始者であり開発リーダであるJaap Terlouw氏は以下のとおり語っています。
現在ビットコインは支払い手段として使用することは、ほぼ不可能です。
(中略)
従い、私たちのチームは、2017年11月中旬に実施予定であったビットコインのハードフォークを実施します。
Bitcoin is almost impossible to use as a means of payment.
Our team will carry out the Bitcoin hard fork, which was planned for mid-November.
新しい通貨が付与されるのか??
今までのハードフォークが実施されてきた経緯からすると、新しい通貨が付与される可能性もあります。
プロジェクト創始者であるJaap Terlouw氏は、SegWit2xの進捗へのコミットメント(約束)として、
ビットコインの保有者に新しい通貨であるB2Xを、現在保有しているビットコインと同等の残高分、付与する事を計画している。
と語っています。
ビットコインのハードフォークによる影響度は??
今回のプロジェクトのロードマップの中には、以下の内容の機能が含まれると記載されています。
- Lightning Networkへの対応
- スマートコントラクトへの対応
- 匿名トランザクションへの対応
もし、この対応を実施した場合、トランザクション(取引)スピードの向上だけでなく、市場第2位のイーサリアムの専売特許であるスマートコントラクトも取り込む事になります。
さらには、セキュリティ性の向上も図られることから、さらに通貨としての価値が高騰する可能性があります。
加えて、今までのハードフォークをした後、価値が高騰しているという事実からも、2017年12月28 日以降に市場へ与える影響は大きいのではないでしょうか。
さいごに
2017年11月もハードフォークが実施されるという予定が急遽直前でキャンセルとなったため、今回も直前までどうなるか分からないと思います。
また、このSegWit2xの予定からも、近々での取引は一旦やめておいた方が良いかもしれませんね。
ただ、プロジェクトの内容としては、ロードマップに記載されている内容が事実であれば、非常に期待が大きいものであり、
ビットコインの価値を大きく高騰させる可能性があるのではないでしょうか。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。