2017年10月,11月,12月と立て続けにビットコインはハードフォークをしようとしています。
そこで、11月のハードフォークについて、情報を整理したいと思います。
目次
2017年11月のハードフォークでどうなる??
数回にわたり記事を発信していましたが、2017年11月にビットコインはSegWit2xを実行します。(詳細:リンク)
これは、スケーラビリティへの対策のために実行されるものです。
そして、このハードフォークに対して、大手取引所のCoinbaseは以下のとおりツイッター上で公開しています。
我々は、最も蓄積された難易度のあるビットコインのチェーン(マイナーに支持されたチェーン)をビットコインと呼ぶ。
We are going to call the chain with the most accumulated difficulty Bitcoin.(抜粋:出典元 以下ツイート上のリンク)
https://blog.coinbase.com/clarification-on-the-upcoming-segwit2x-fork-d3c0f545c3e0
Clarification on the Upcoming Segwit2x Fork: https://t.co/xURLfakOsR
— Coinbase (@coinbase) 2017年10月25日
このコメントから分かる通り、多くのマイナーに支持されたブロックチェーンが今後のビットコインになる可能性が高いようです。
では、何がビットコインになるのか?何が支持されるのか?という事ですが、
過去の情報からSegWit2xの支持率は、マイナーから85%程度あります。(以下ツイッター参照)
F2Pool stops signaling SegWit2X support. 15% down, 85% to go… https://t.co/iEjKn1gCgH pic.twitter.com/CU99EnnZ3j
— Jameson Lopp (@lopp) 2017年10月12日
この85%のマイナーから指示を受けているという事から、現在のビットコインのチェーンにSegWit2xが実装され、SegWit2xの仕様のブロックチェーンが真のビットコインとなり、
元の仕様(ブロックサイズ1MB)が別のビットコインになる可能性が高そうですね。
SegWit2xの対応時期は??
SegWit2xの対応時期は、以下のサイトでカウントダウンしています。
現状、SegWit2xの実装時期は
2017年11月16日20時52分の予定のようです。
https://bashco.github.io/2x_Countdown/
取引所の対応方針は??
ツイッター上で、国内大手の取引所であるコインチェックは、方針を公開しています。
今回の分裂でも新しい通貨の付与をする可能性もあるようです。
しかし、以下理由の場合は、付与は実施しないようです。
- Replay attackに対する対策が不十分であると確認された場合
- マイナーが十分に集まらず、ブロックが安定的に生成されない場合
- 何らかの脆弱性が発覚しそれに対する対策が行われない場合
- その他、弊社においてB2Xを付与することが適切ではないと判断した場合
等
【Segwit2xによるビットコインの分岐に係る対応方針】
ブロック高494,784(11月15日前後見込)より、「Segwit2x」に係る分岐が起こる可能性が高くなっております。分岐に関し、弊社での対応方針をお知らせいたします。https://t.co/Tk3uqKj3ZX— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2017年11月1日
さいごに
徐々に2017年11月のハードフォークの内容が見えてきました。
この内容で行けば、とりあえずビットコインをアルトコインに移管するのではなく、ホールドしておいた方が良さそうですね。
ただ、まだ少し時間がありますので、逐次情報をモニタリングしておく必要があると思います。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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